#7 ページ7
side裕太
龍「裕太くん、場所変わってくれや」
裕「いやや」
隼「裕太くん、それはズルいっすよ」
裕「涼太くんが選んだんや」
玲「裕太くん、俺らの涼太くんなのに」
裕「ほれ、涼太くん起きてまうからみんなあっち行け」
ようやくトボトボ俺から離れて行った3人。
その背中から、自分の膝下に視線を移す。
裕「よう寝んなぁ」
膝の上に乗っている涼太くんの頭を優しく撫でて、小さく呟いた。
朝からみんなで涼太くんを迎えに行ったはいいものの、龍友くんと隼と玲於は涼太くんにべったり引っ付いて離れなかった。
初めは苦笑いでスルーしてた涼太くんだけど、お昼ご飯を食べた後に。
"もう、着いてこないで下さい。隼と玲於も、もうちょっと離れて"
比較的、静かで1人が好きな涼太くんがしびれを切らした。
その言葉に凹んだ3人が離れたのは、その一瞬だけで。
1人で部屋で昼寝しようとした涼太に、亜嵐くんができれば1人にならないでとお願いしたところ。
"裕太くん、ここいてもいい？"
なんて可愛らしい言葉が。
3人に独占されて近づけなかった分、喜びたかったけどグッと我慢して。
膝に涼太くんを寝かせ、トントンしているとまた寄ってくる3人だった。
亜「病院じゃあんまり寝れないのかな」
お茶を持ってきてくれた亜嵐くんは、涼太くんを見ながら小さな声でそう言った。
裕「まぁ家より病院の方が寝れるって言われるよりはええやん？」
亜「そうだね。あ、こっちは涼太が起きた時に」
裕「ん、わかった」
そう言った亜嵐くんは、俺のコップとは別にストロー付きのペットボトルを置いた。
メ「裕太くん、買い物行ってきたいんだけどさ、4人で行っても大丈夫かな？涼太以外に亜嵐くんと裕太くんの2人になっちゃうけど…」
そう言えばこの前、3人が残ること提案したなと思い出した。
裕「大丈夫っすよ。涼太くん落ち着いてよう寝とるし。そのことについては、またもっかい考えようかなって」
自分自身、あのときは少し頭が回ってなくて。
思い付きで言ったものだから、本当にそれは涼太くんのためなんかなって気にしてた。
だからそのことは保留にして、とりあえず今日は涼太くん含む3人で留守番をすることに。
龍「嫌や！僕が涼太と留守番する！」
玲「俺が残る！」
隼「買い出しなんて年上が行ってくださいよ！」
なんてうるさい3人を連れてメンさんが家を出ると、静かな時間が流れた。
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りさ - 新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年11月15日 3時) (
レス) @page50 id: 96e86ff224 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか(プロフ) - 下書きの公開楽しみです😊✨ (2021年11月13日 18時) (レス) id: e790979a11 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄 - お父さんがめんさん、お兄ちゃんが亜嵐か、裕太かがいいです (2021年11月2日 12時) (レス) @page50 id: 9560844fb8 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 涼太くんがいいです(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年10月31日 3時) (レス) @page50 id: e43e150c6b (このIDを非表示/違反報告)
さらん - あらんくんがいいです (2021年10月29日 11時) (レス) @page48 id: d9f6645eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jdhchebbdn | 作成日時：2021年8月7日 21時
