#39 ページ39
side玲於
玲「涼太くん、はい」
隼「あー！俺も食べる！」
玲「隼うるさい！」
涼「んふ、いいよ、隼これ。玲於、ありがとう」
昨日から、今日3人で遊ぶことは龍友くんに伝えていた。
すると朝早くに起きては、朝ごはんにとサンドウィッチを作ってくれた龍友くん。
それを車の中で3人で頬張る。
涼「美味しいね」
隼「うんまっ…ん、これもーらい」
玲「ちょ、食い過ぎ！」
ゆっくり食べていると、どんどん伸びてくる隼の腕。
良い加減にしろと言う代わりにバシッとその腕を叩いて払う。
隼「あ、着いた！」
玲「よし、涼太くん行くよっ！」
涼「ちょ、待って！……どこ、めちゃくちゃ綺麗じゃん」
そう言って周囲をゆっくり見渡す涼太くん。
その横顔は穏やかで、笑顔が溢れる。
よかった、ここにして。
涼「海…近いね。塩の香りがする」
隼「やっぱり海っていいよね」
玲「ん、」
でもそんなこと口には出せない。
だからそんな素っ気ない返事だけど。
隼といっぱい調べた。
どこに行くのが良いかなって。
でもやっぱり、どこか特別な場所に遊びに行くより。
ただ3人で、のんびりできれば。
それでいいと思ったから。
隼「よし、行くよ！」
そんな隼のハイテンションな声とともに、海辺のコテージに入る。
そう、ここが今日1日、3人で過ごす場所。
涼「うわ、めっちゃ綺麗…」
玲「部屋の中まで海の匂いする」
隼「でも窓開けたら海！最高じゃん！」
しばらく家の中を散策。
片っ端からしっかり見て。
今日過ごすこの綺麗なコテージを堪能。
隼「お昼ご飯、食べるー？」
玲「は？さっきサンドウィッチ食べたばっかじゃん！そんなんだから豚になるんだぞ」
隼「いいじゃん！美味いもんは食わなきゃ損！」
なんてよくわからない迷言を残しながら、隼はすでにスマホの画面をスクロールしている。
涼「お昼？何食べるの？」
そんな中、ベランダに出ていた涼太くんが部屋の中に戻ってきながらそう言う。
玲「適当にデリバリーする」
隼「涼太くん、何食べたい？」
そう、ここに来たからバーベキュー！
なんてならない。
きっと年上たちがいたらそうなってただろうけど。
涼「ここまで来てデリバリー？まぁいいけど(笑)」
涼太くんも少しだけ呆れ笑いだけど、隼と一緒になってデリバリー商品を物色し始める。
だから慌てて俺も、そこに加わる。
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りさ - 新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年11月15日 3時) (
レス) @page50 id: 96e86ff224 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか(プロフ) - 下書きの公開楽しみです😊✨ (2021年11月13日 18時) (レス) id: e790979a11 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄 - お父さんがめんさん、お兄ちゃんが亜嵐か、裕太かがいいです (2021年11月2日 12時) (レス) @page50 id: 9560844fb8 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 涼太くんがいいです(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年10月31日 3時) (レス) @page50 id: e43e150c6b (このIDを非表示/違反報告)
さらん - あらんくんがいいです (2021年10月29日 11時) (レス) @page48 id: d9f6645eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jdhchebbdn | 作成日時：2021年8月7日 21時
