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side龍友
涼太の病気が発覚してから、なんとなく歌とかダンスパフォーマンスとか、そういった音楽関係のものを避けてきた。
でも何気なく流した涼太の奏でるピアノの音を聞いて、涼太は特に何も言わなかった。
むしろすぐに寝息を立てて眠ってくれた。
どこかの機会で、ピアノだけでも触れさせてみようか。
なんとなくそう感じた。
歌ももちろん大好きだけど、ピアノも同じくらい大好きだった涼太。
歌より心臓に負担はかからない。
肺活量もいらないから、変に心拍数をあげることになる引き金もないだろう。
涼太が望めば、の話だけど。
龍「んっ…何時、」
天窓から部屋に差し込んでくる光で、目を覚ます。
手探りでスマホを取ると、時間を確認してから体を起こす。
そして隣で眠る涼太の様子を見る。
龍「涼太、顔出してー」
ぐっすり眠る涼太には、届かない。
完全に起こす気もないし、そこまで大きな声は出さずに独り言のようにそう言った。
龍「そんなことしてたら苦しいやろ」
誰も応えない独り言を呟きながら、毛布を頭から被ってしまった涼太の顔を毛布から出させる。
龍「寒かったかな、」
起きてみるとやっぱり少し肌寒くて、毛布をどけた涼太も、寒いのか眠ったままギュッと丸くなった。
龍「まだ寝とけよー」
まだ涼太が眠っていることを確認してから、涼太にもう一枚毛布をかけてやる。
それからそっと部屋を出て、キッチンへ向かった。
朝から手の凝ったことなんてしない。
パンをトースターで焼いて、ベーコンやら目玉焼きを準備するくらい。
亜「おはよー」
龍「おはようさん」
目を擦りながらリビングに入る亜嵐くんと挨拶を交わす。
龍「涼太のこと頼むな。さっきはまだ寝とったんやけど」
亜「了解。行ってくる」
僕が朝ごはんを準備しているうちに、亜嵐くんが涼太のもとへ。
別に涼太を起こしてもらうわけではない。
もう僕らは時間に縛られることはないからこそ、好きなだけ眠る。
でもやっぱり涼太を1人にするのは不安で。
こうして涼太の様子を見に行ってもらっている。
隼「おはようございますー…コーヒー、淹れますね」
玲「ら…はよー、ざいまー…」
朝からいい香りを漂わせながら、コーヒーを毎朝淹れてくれる隼。
たぶんまだ目の開ききっていないであろう、玲於。
それからメンさん、裕太くんとゾロゾロと起きて来た。
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りさ - 新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年11月15日 3時) (
レス) @page50 id: 96e86ff224 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか(プロフ) - 下書きの公開楽しみです😊✨ (2021年11月13日 18時) (レス) id: e790979a11 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄 - お父さんがめんさん、お兄ちゃんが亜嵐か、裕太かがいいです (2021年11月2日 12時) (レス) @page50 id: 9560844fb8 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 涼太くんがいいです(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年10月31日 3時) (レス) @page50 id: e43e150c6b (このIDを非表示/違反報告)
さらん - あらんくんがいいです (2021年10月29日 11時) (レス) @page48 id: d9f6645eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jdhchebbdn | 作成日時：2021年8月7日 21時
