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side亜嵐
裕「リーダーとか、何言うてんの(笑)」
亜「え？」
笑いながらそう口を開いた裕太くん。
思わずじっと見つめると、裕太くんもじっと俺を見つめてまた、口を開いた。
裕「最年長がメンさん。最年少は隼と玲於。その事実があるだけで、今の俺らはただの7人兄弟やで？何を真ん中の奴が1人で背負い込んでんの(笑)」
難しいことは年上の兄貴に任せとけばええねん、なんて言いながら笑う裕太くん。
その言葉なんかじゃ、何の解決にもなってない。
それでも俺の心は、その言葉でスッキリして、軽くなった。
裕「まぁ亜嵐くんは涼太くんよりは年上やから、涼太くんのこといっぱい甘やかす義務はあるけどな？」
なんて言いながら、涼太の頭を優しく撫でた。
そして俺もそんな涼太のそばに座り込んで、涼太の手に触れた。
亜「んっ…」
裕「お、起きた」
亜「いい匂い」
部屋に漂うカレーの匂い。
裕「今日の夜はカレーやって。ほれ、涼太くんも起きや」
いつの間にか涼太の隣で俺も寝ていたようで、裕太くんが笑いながら俺を見ていた。
龍「なんやねん、やっぱり僕が残れば良かったやん！」
隼「ほんと、涼太くんとお昼寝なんて俺、許可してないっすからね！」
裕「なんで隼の許可やねん(笑)」
ボーッとする頭でそんな会話を聞いていると、だんだん頭も起きてくる。
裕「ほーれ、涼太くん」
亜「涼太、カレーだよ」
しっかり目が覚めたところで、裕太くんと一緒に涼太を起こす。
メ「食べれるだけでいいから」
隼「無理なら俺が食べてあげる！」
玲「俺、涼太くんの横だから！」
龍「涼太の横は僕やし！」
なんて騒がしい声を聞きながらの夜ご飯。
そんな食卓にも慣れてきた。
涼太はご飯を一生懸命食べていて、騒がしい彼らのやり取りなんて全スルー。
裕「涼太くん、寝るか？」
涼「ん、そうする」
龍「おし、じゃあ歯磨きするか」
龍友くんと涼太がリビングを出て行った後、俺に近づいてきて隣に座った人。
亜「なに、裕太くん」
裕「さっきの話。1個言い忘れたことあってさ」
俺の正面に座った裕太くんは、しっかりと俺の目を見て。
裕「1人で離れようとした涼太くんを、病気になった涼太くんを支えてあげようと思って来たんやない。どんな形であれ、7人で居たいからここに来た。それだけや」
そう言って立ち去る姿は、少しかっこいいなんて思った。
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りさ - 新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年11月15日 3時) (
レス) @page50 id: 96e86ff224 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか(プロフ) - 下書きの公開楽しみです😊✨ (2021年11月13日 18時) (レス) id: e790979a11 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄 - お父さんがめんさん、お兄ちゃんが亜嵐か、裕太かがいいです (2021年11月2日 12時) (レス) @page50 id: 9560844fb8 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 涼太くんがいいです(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年10月31日 3時) (レス) @page50 id: e43e150c6b (このIDを非表示/違反報告)
さらん - あらんくんがいいです (2021年10月29日 11時) (レス) @page48 id: d9f6645eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jdhchebbdn | 作成日時：2021年8月7日 21時
