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第13話 ページ15

〜視点無し〜




A「あのNって人・・・私と同じでポケモンの言葉が解るみたいだね」


アロマ「トジョ・・・」


A「・・・ねぇ、アロマ」


アロマ「トジョ?」


A「君・・・本当は喋れるんでしょ?」


アロマ「ッ!」


A「私が意識を戻した後、Nから話しかけられた後に真剣な顔をしていたのは、Nに聞かれてはいけない事を聞かれて、私にバラされないか心配だったから、でしょ?」


アロマ「・・・」


A「アロマ・・・すべてを話してとまでは言わないから・・・正直に答えて。喋れるんでしょ?アララギ博士に懐かなかったのは、私の相棒になるように誰かに頼まれてて、他の人に懐かなくて良いと判断したから、でしょ?」


アロマ「・・・ええ、そうよ」


A「やっぱりね」


アロマ「・・・あのね、A」


A「ん?」


アロマ「誰かまでは言えないんだけど・・・貴女は、大昔の偉大なポケモンの子なの」


A「・・・え!?でも私、体も人間だし、喋ってる言葉も人間だけど!?」


アロマ「貴女の親でもある御二方は、自ら姿を現す事がそうできぬ御方でして、自分の代わりにこの世界を見守る存在として人間の姿、人間の言葉を喋れる存在として貴女を作ったの」


A「なるほど・・・人間そっくりの存在を作れる程凄いポケモンなんだね!私を作ったポケモンって」

アロマ「ええ・・・偉大な御二方よ・・・今は眠りについていて会えないけど・・・」


A「アロマ・・・」

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作者名:ユウリア | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2023年3月30日 14時

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