第12話 ページ14
N「ありがとう」
〜アロマ視点〜
驚いた。
まさかあの子以外にもポケモンの言葉が解る子が居たなんて・・・。
アロマ「(おそらく私の声が聞きたいって言ったのは、さっきの私とゼクロム様の会話が聞こえていたからそれの真意を探る為でしょうね)」
でも・・・絶対に喋らないわ!
そう・・・レシラム様とゼクロム様と約束したのだから!
そう・・・あれは数百年前・・・。
私が・・・ジャローダだった頃・・・。
ジャローダ「眠りにつく・・・ですか?」
レシラム「ええ。私達が旅を共にしていた英雄はもうこの世から消えてしまった。私達は次の英雄が誕生するまで待ちます」
ゼクロム「そこでだ。お前に俺とレシラムの娘を託す」
ジャローダ「レシラム様とゼクロム様の娘を私にですか!?」
レシラム「貴女だからこそ頼めるの。私達の娘が、何者にも危害をくわえられないように、見守っていてほしいのです」
ゼクロム「俺やレシラムも、できる限りの事はする。頼めるか?」
ジャローダ「・・・それがレシラム様とゼクロム様の願いなのなら、なんなりと」
レシラム「ありがとう・・・良い?ジャローダ・・・私達の娘って事は・・・絶対に誰にも言わないでね」
アロマ「(そう・・・約束したんだから!)」
絶対に・・・教えたりなんかしない!
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