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思い切ってまゆの肩を抱き寄せる
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愁平「あー…その……やっぱくっついてるとあったけーなー...」
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恥ずかしくて気まずくなってしまうし、照れてしまってまゆの顔もまともに見れない
何でこんな急に思い切ったことをしたんだろう...
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俺にもわからない…
でも、横目でチラッと見るとまゆの耳は真っ赤で……
俺は知ってる
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まゆは照れると耳が赤くなることを
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瞬時に
愁(まゆも俺のこと…)
って思った
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だから
愁平「まゆ、俺、お前の事、
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す…」
まゆ「愁!」
肝心な言葉を言う前に言葉を遮られる
愁平「ん?」
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まゆ「ごめん」
そう言って俺の腕から離れる
愁平「え…」
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まゆ「そんなに寒くないから大丈夫だよ?」
一瞬止まった空気を壊すようにそう言うまゆ
パッとこっちを見た時の顔はいつもと変わらない優しい笑顔で…
愁平「あ、そう?なら良かった」
俺はそう言うしかなかった
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家に帰って考える
愁平(どうしてまゆは俺の言葉を遮ったんだろ…俺の事好きじゃないのかな…)
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作者名:まい | 作成日時:2018年11月29日 20時