【刀剣乱舞】ソノ槍、折ラレケム【男主】

32粒：アレ ページ34

「アレが…アレがいる…」

一期に勝負を預けて部屋の箪笥を漁る。

ここに隠しておいた…

というか仕舞っておいたんだ。

大切なものだから。

要らないものだから。

Aがここに仕舞っておくと言っていた。

確かここで合っているはずだ。

間違っていたらもうどうしようもないが、

俺なら大丈夫。

そう言っていたんだから大丈夫なんだろう。

そんなことを考えながら箪笥の隅の隅、

探していた"アレ"を見つける。

「でも何故このタイミングでこれが必要なんだ」

少々怒りが篭った目でそれを見つめる。

例えこれがAにとって

大切なものなのだとしても

これを見るとむしゃくしゃする。

…まぁいい

ため息とともに怒りも吐き出すと

それを持ってその足でとある場所へ向かった。




諦めろ。


−−−−−−−−−−−−−−−−−
最近何か足りないと思ったら

あとがきだった。

…髭切来ましたまる膝丸はまだですまる

いち兄もうちにはいませんまる

この本丸は初太刀がいち兄なのかな

それにしてもいち兄きません

きません

33粒：ヒビ→←31粒：ここからが！！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す