エピソード17 鬼道の決意 Part2 ページ3
…イナビカリ修練場…
☆巨大なタイヤの上を走る壁山☆
壁「ハァ･･･ハァ･･･うわわわ!!」
☆壁を上る染岡☆
染「はっ･･･はっ･･･はっ･･･ぬらぁ!!」
☆そして楓side☆
楓「俺もう頑張れねえよ･･･｡」
すると後ろの扉が開き音無が入ってくる｡
ただ事じゃない雰囲気だ｡
春「てっ､帝国学園が!!」
楓「･･･?」
円「初戦突破か!?よし!!」
確か帝国と当たったのは世宇子中学｡
春「10-0で･･･｡」
円「結構な点差だな!!」
声が震えている｡
楓「･･･!!音無ちゃん･･･帝国が･･･負けたとか言わねえよな･･･?」
円「え･･･?」
音無は顔を上げず言った｡
春「はい･･･世宇子中に･･･完敗しました･･･｡」
全「ええっ･･･!?」
円「嘘だろ?そんなの･･･｡」
染「ガセじゃないのか!?あの帝国が初戦で負けるわけがねえ!!」
壁「それも10-0って･･･!!」
全員が衝撃のニュースにわらわらと集まる｡
円「音無!!どういうことだ!?」
音無は震える声で､しかし淡々と続けた｡
春「見たこともない技が次々決まって､帝国が手も足も出なかったそうです･･･｡」
それはもうあり得ないほどだったそうだ｡
豪「あの帝国が･･･｡」
楓「そんなわけない!!帝国だぞ!?
"King of Goalkeeper"･･･源田がゴールを名もない中学に割られただと!?」
円「あいつらの強さは戦った俺らがよく知ってる･･･!!あいつら･･･本気で強いんだ!!鬼道が居るんだぞ!?」
円堂も信じられないようだ｡
春「･･･お兄ちゃん･･･出なかったんです｡」
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作者名：さすらいの作者 | 作成日時：2018年11月3日 14時
