イナズマイレブン秋風楓の事件簿 Ⅴ (ページ6)

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エピソード10 帝国のスパイ Part6 ページ6

春「お兄ちゃん!!雷門中の偵察にでも来たの?」

声だけしか聞こえないがいつもの音無の声より大分刺々しい｡

春「待って!!」

鬼「離せ･･･!!」

恐らく音無が鬼道の手を掴んで鬼道がそれを振り払った｡

鬼「俺とお前は会っちゃいけないんだ｡」

足音が遠退く｡

土門「音無と鬼道さんが兄妹･･･?」

楓「みたいだな･･･｡」

☆自宅☆

あーヤベェ｡

腹がギュルギュル鳴ってる･･･｡
これ胃じゃなくて腸じゃね?

瞳『今の調子はどう?』

楓「良好だよ｡伝説のイナズマイレブンが使っていたとされるイナビカリ修練場のお陰でメキメキ腕が上がってる｡この調子でいけばいけると思うよ｡」

そう報告すると瞳子姉さんが深い溜め息をついて言った｡

瞳『それは良いことだけど､あの子達もあり得ない速度で強くなってるの･･･｡一筋縄ではいかないかないかもしれないわ｡』

楓「そっか･･･｡でも､今は目の前の敵を倒すことに専念するよ｡だんだん相手の力も強くなってるから必然的に強くなってくし･･･頑張る｡」

瞳『ええ､そうして頂戴｡こちらからも随時報告するわ｡』

そう言って電話を切る｡

次は恐らく帝国戦･･･｡

片付けること片付けて戦いに挑まなくちゃ･･･!!