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MK said
昨日はAがお泊まりしてくれて
俺が今日の部活に持っていくお弁当まで作ってくれたらしく
ものすごく気分よく部活に行った
で、お昼の時間になって
俺とジョンウの所にいつもの4人もやって来て
せっかく今からAのお弁当をジョンウに自慢しようと思ったのに、それも難しそうだ
JW「ねぇ、それ絶対Aちゃん作ったでしょ」
「うん。はぁ……、何が欲しいの」
JW「オクラのベーコン巻き！」
「お前ほんとそれ好きだよな。まあそう言うと思ってさ」
JW「なに？」
「Aがお前にって、別でおかず渡してくれたんだよ」
JW「は？まじ？Aちゃん大好きありがとう！」
「お前人の彼女に大好きって言うなよㅎ」
まあ、ミンジュたちを気にせず
いつものようにそんな会話をしてたら
「Aちゃん、料理上手なの？」てミンジュに聞かれた
「うん。めっちゃ上手いよ」
MJ「Aちゃんの料理で何が1番好き？」
「んー、1番か。んー、1番選ぶのムズいけど、俺は肉巻き卵かなー。ジョンウはこのオクラのベーコン巻きがイチオシらしいけど」
JW「だって美味しくて何個でも食べれるもんㅎ」
そう答えると、「そうなんだ」て終わったけど
いまいち何を聞きたかったのか分からなかった
そして練習後、Aが待ってるし早く帰ろうって
高速で支度してたら、ミンジュに声をかけられて
人気がない部室裏に連れて行かれた
「どうした？」
MJ「あのさ、」
「うん」
MJ「なんであの子なの？」
「……Aのこと？なんでってどう言う意味？」
MJ「私、高1の時からマークのこと好きなんだ」
「そっか、それで？」
MJ「なんで私じゃダメだったのかなって」
えー、そんなこと聞かれると思ってなかったな
そもそもAとは同じ土俵にすらいないんだから
そこから無理な話だと思うんだけど
「んー、別にミンジュに悪い所があるわけじゃなくて、俺が好きになったのがAだったって話」
MJ「あの子のどこがそんなに好きなの？」
「全部好きだけど、強いて言うなら、気が利いて俺に弱い所かな」
そう、ミンジュをわざと傷つけるように言うと
「そっか、わかった。引き止めてごめん」て
そのまま表のほうに歩いて行った
なんなんだ？まあ、あれで諦めてくれたらいいけど
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2024年2月29日 1時
