裏編12 ページ40
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MK said
JW「え、今度はなに」
「ロンジュンだけじゃなった」
JW「なにが？」
「Aを好きなやつ。まだ近くに1人いたんだよ」
JW「げ、それまた厄介だね」
「だろ？隠れてやがった。この前Aと出かけてた時遭遇して見つけたんだよ」
JW「まあ、実際Aちゃんモテそうじゃん」
「それはそうなんだけど、このまま知らないでもし取られてたら危なかったなって」
JW「あー、なるほどね」
そんな話をして項垂れていたら
ミンジュたちがやって来て
その手にはお弁当の袋を持ってて
思わずジョンウを見てしまった
MJ「マーク今日まだお昼買ってない？」
「うん。まだ買ってない」
MJ「よかった。じゃあもしよかったらこれ食べて？」
「お弁当？」
MJ「うん。味の保証はできないけどㅎ」
「ふふ、ありがとう。お弁当箱、明日洗って返すね」
MJ「うん。また感想聞かせて？」
「わかった」
そう言うと、ミンジュたちは教室から出て行ったんだけど
ジョンウが笑いを我慢してるのが気に障るな
「お前のせいじゃん」
JW「ふっ、ごめんね？ㅎ」
「はぁ……。でも食べ物に罪は無いし」
JW「そうだよ？毒味しようか？ㅎ」
「なんなら全部ジョンウが食べれば？」
JW「え、無理。お前ミンジュが料理下手くそなの知らないの？」
「え、そうなの？」
JW「それくらいは覚えてろよ。自分の身のためだぞ？ㅎ」
「なんか、怖くなってきたかも」
それで昼休みにそのお弁当を恐る恐る開けて
ジョンウと中を確認すると
JW「……、肉で何とかしたんだね」
「みたいだな」
JW「生姜焼きかな？めっちゃ入ってんね」
「え、もしかしてだけど俺虐められてる？」
JW「だね？お前生姜嫌いだもんなㅎ」
「まあ、ジョンウしかそんなこと知らないか」
JW「Aちゃんはちゃんとマークの好き嫌い、俺とマークの母さんに聞いてたんだけどなー」
「独りよがりなんだよ」
JW「マークを好きな自分が好き、的な？なにそれめんどㅎ」
それで生姜焼きは1枚食べて
あとは全部ジョンウに食べてもらった
残りの卵焼きときんぴらは普通だった
不味くもなく特別美味しくもなくって感じ
ミンジュにすぐそのお礼の連絡をすれば
「生姜焼きめっちゃ頑張ったからよかった」て来たんだけど
もう1回言うけど、俺、それ嫌いなんだよね
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2024年2月29日 1時
