俺の方が愛してるよ (ページ33)

今日:672 hit、昨日:271 hit、合計:161,583 hit

裏編6 ページ33

︎ ︎

MK said

今日は少し早い時間にリハビリだったから

Aはいないけどやるしかないなって

そんな気持ちでリハビリを終えた

そしたら先生に「お客さんが来てますよ」て言われて

もしかしてAかな？なんて心を躍らせて行ったら

全然Aじゃなかった。なんだよ気分下がったわ

「ミンジュ来てくれたんだ」

MJ「うん。マークリハビリしてるって言うからお迎えに来たの」

「そうなんだ、ありがとね」

MJ「ふふ、なんかサッカーやってた時並に汗かいてんね」

「まあね〜、だからこのままシャワー行ってくる」

MJ「あ、じゃあそこまで付き添うよ」

「え〜、一人で行けるよ〜。それより二度手間になっちゃうから病室行ってな？」

MJ「あー、じゃあ病室でみんなと待ってるね！」

「うん。わかった」

それで松葉杖をついて、シャワー室に向かって歩いてたら

「あれ？マークくんリハビリ終わったの？」て

Aがちょうどエレベーターから降りてきた

「うん。今日時間がちょっと早かったんだよね」

『そっか。お手伝いできなくてごめんね？』

「全然大丈夫だよ」

『今日は何のメニューだった？』

「今日はね、運動器具で足の筋肉つけるやつやった」

『だからこんなに汗かいたんだね。お疲れ様』

そう言って、俺が肩にかけていたタオルを取って

首や顔を優しく拭いてくれるから

ほんと、このまま抱きしめたいって気持ちが湧き出てくるんだけど

シャワー入ってからにしようって、心を落ち着かせた

「あ、あと病室にミンジュたちいるから、売店とかで時間潰してて」

『あ、そっか。わかった』

「それともこのままシャワー室一緒に来る？ㅎ」

『ねぇー、そういうこと言わないで！ㅎ』

「ふっ、ごめんごめん。あ、でも髪は乾かしてくんない？」

『あ、それはもちろん。シャワー終わったら連絡して？』

「うん。ありがとね」

そう言って、頭を撫でると

結局俺を心配してか、シャワー室まで見送ってくれた

あー、好きだな。ほんと、可愛くてどうしよう

俺の足治んないでほしいなー、なんて思っちゃうよ

︎ ︎ ︎ ︎