俺の方が愛してるよ (ページ31)

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裏編5 ページ31

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MK said

「今度そのロンジュンくん？連れて来てよ。俺も話してみたい」なんて話した4日後

Aは事前にロンジュンを連れてくると連絡してから病院にやって来た

『マークさん。ロンジュンです』

「君がロンジュンくん？はじめまして。俺はマーク」

RJ「はじめまして。ロンジュンです。Aがいつもお世話になってます」

そう挨拶した後、ロンジュンは

俺の顔をじーっと見てから何か言いたげな顔をしたけど

俺がAに話しかけたから、普通の顔に戻っていた

そして3人で話していたら、看護師さんが入ってきて

このタイミングでまた採血するらしいけど

俺にとっては、ロンジュンにAとの仲を知らしめる絶好のチャンスなんだよね

「A……」

『ふふ、はい』

「ありがとう」

『いえ。怖くないですよ』

名前を呼ぶだけでAは察したのか

すぐに俺の手を握って声をかけてくれた

ふっ、ロンジュンちょっと困惑してるよね

それとも嫉妬してる？

看護師「ほんと、マークくんはAちゃんいないとだめね？ㅎ」

『え、いやそんなことはㅎ』

「ふふ、そうなんですよㅎ」

『ちょ、え、マークさん？』

「だってほんとのことだもん」

看護師「ふふ、仲良くていいわね〜」

「ありがとうございますㅎ」

そんな風に、ロンジュンに見せつけるように振舞うと

嫉妬でイラついてるのか、悲しいのか

そんな感情が混ざったような表情をしてた

その後、「あ、今日お花変えてなかったですね」て

ふと思い出したのか、ロンジュンと俺を2人にして病室を出ていった

「さっき、何か言いたげだったよね」

RJ「いや、どっかで会ったことある気がして」

「あー、あるかもね。俺ら同じ通学路みたいだし」

RJ「あー、なるほど」

「あとは？」

RJ「え？」

「俺に聞きたいこと、他にもあるんじゃないの？」

そう促せば、少しびっくりした顔をしたけど

すぐに普通の表情に戻った

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