俺の方が愛してるよ (ページ4)

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表編2 ページ4

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MR「ちょっ、え、なんで学校来てるの！？大丈夫なの！？」

『大丈夫だよ？私は背中打っただけだし』

MR「今日くらい休んだってバチは当たらないよ？」

『ふふ、心配してくれてありがとねマリちゃん』

MR「当たり前でしょ！？」

事故にあった次の日に登校すると

マリちゃんがめっちゃ心配してくれたらしく

こんな朝から口数が多いマリちゃんは初めて見たよ

それでお昼の時なんて

MR「ほら、いっぱい食べて」

『え、あ、ありがとう。え、なんでみんなもいるの？』

RJ「昨日俺が連絡したから、お見舞いの品らしいよ」

JM「ほんと、生きてて良かったよ」

JN「まじで死ぬとかやめてね」

『大丈夫だよ。死ななかったし』

HC「お前はほんと、はぁ……。もう防犯ブザーでも付けとけよ」

『防犯ブザーは関係ないじゃん』

HC「とにかく！食ってよく寝ろ！」

『分かったよ。ありがとうㅎ』

ロンジュナのお友達、と言っても

私も小学校から一緒なんだけど

ジェノとジェミナとヘチャナまで

なんだかたくさんのパンやらお菓子を持ってきてくれた

これ、絶対食べきれないんだけど

この中にマークさんの好きな物あるかな

まあ、なければ日を分けて私が食べよう、うん

そして放課後はマークさんの所に行くから

いつもより何時間も早く学校を出て病院に向かった

MK「あれ、A早くない？」

『はい。今日は早く学校を出てきました』

MK「そうなんだ」

『あ、これ良かったら』

MK「わざわざカットのスイカ買ってきてくれたの？ありがとね」

『いえ。あ、それから、この中にもし好きな物があれば是非』

MK「これどうしたの？」

『友達が心配してお昼にたくさんくれたんです』

MK「何人からもらったの？すっごい量だけどㅎ」

『5人にもらいました』

MK「その子たちといつも一緒にいるの？」

『はい。マリちゃんって子は同じクラスでいつも2人でいるんですけど、たまにロンジュナとヘチャナとジェノとジェミナって子たちも一緒にお昼を食べてます』

MK「そうなんだ。じゃあこれ貰おうかな」

そう言ってマークさんが取ったのは

ロンジュナがくれたパイナップルのゼリーだった

あー、それは私の好きなのだから食べたかったけど

まあ、マークさんが食べたいなら仕方ないか

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