俺の方が愛してるよ (ページ25)

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・（END）ページ25

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MK「あ、このケーキちょっと持ち上げて」

『こう？』

MK「そうそう！んふ、A可愛いね」

『ちょ、そんな、褒めないでよㅎ』

MK「なんで？可愛いのは事実じゃん？」

『マークくん、ここカフェだよ？』

MK「うん。Aが可愛いのは場所関係ないし」

『もう、ちょっと、恥ずかしいからㅎ』

MK「恥ずかしいのー？ふふ、可愛いね」

そう言って、頭を撫でた後

「あ、俺があげたピアスつけてる。やっぱり似合ってるね」て

耳をさらっと撫でられるから

ほんと、気が気じゃないんだよ？

そしてカフェを出た後、湖の近くに来て2人でベンチに座った

どう、なんだろうか

私から離れるべき？それとも、マークくんに告げられるのを待つべき？

そんな、この関係の終わりを予測していたら

急に手を繋がれてびっくりした

『どうしたの？』

MK「あのさ、ここ最近考えてることがあるでしょ？」

『え、なんで、知ってるの？』

MK「んー、Aのことずっと見てるからわかるんだよね」

そう言われたので、ゆっくりとマークくんに視線を移すと

そっちから逸らす気はないらしく、私が先に逸らしてしまった

それで、ここ最近考えていたこと

サッカーの試合でのこととか、デート中のこととか

色んなことを思い出しながら、私たちの関係について話してみたら

MK「そうだよね」

『ん？』

MK「俺、Aと付き合えて浮かれてた。詰めが甘かったわ。ごめんね」

『え、うん？』

それで何の話？て思ってたら

MK「A」

『うん』

MK「好き、大好きだよ」

『え、マークくん、私の事好きだったの？』

MK「うん。てか愛してる」

『あ、愛してるの？』

MK「うん。Aのこと愛してる」

『あ、ありがとう』

MK「じゃあ、Aは？」

『わ、私も、好き、です』

そう答えると、「じゃあ、俺たちに終わりはないね」て

抱きしめられてものすごく嬉しかったから

これからもこの幸せが続きますようにって

そんな願いを込めてマークくんの背中に腕を回した

MK「ちょっと待った」

『ん？』

MK「なんで愛してるって言ってくれないの？」

『は、恥ずかしいじゃん』

MK「俺はこんなに愛してるのに」

『わ、わかったよ。あ、愛してるよ……』

MK「ふふ、可愛い。俺も愛してるよ」

END

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