俺の方が愛してるよ (ページ24)

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表編16 ページ24

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マークくんの足が完全に治ってから

今まで行けなかった、遊園地や水族館、ショッピングなんかに一緒に行くようになって

いわゆる、デート？に行く機会が増えた

だから、着てく服もマークくんに見られるからめっちゃ悩むわけで

『これ？……は、違う？』

RJ「いや、可愛いとは思うけど、今日はカフェ行くんだろ？」

『あ、そうだね。じゃあ、こっち？』

RJ「んー、そっちかな」

『これ、マリちゃんからのお下がりだけど、こんな可愛いの私が着て大丈夫？』

RJ「大丈夫大丈夫。お前は何着ても可愛いから大丈夫だよ」

『それ絶対思ってないでしょㅎ』

ロンジュナにそんな迷惑をかけつつ

デートだからって学校の時より入念にメイクして

「リップどっちが可愛い？」てまたロンジュナに聞いて家を出た

施設の玄関を出ると、スマホを触っているマークくんが立っていて

私服もかっこいいんだよなー、なんて眺めてたら

「あ、おはよう」て声をかけられた

『マークくんおはよう。お待たせ』

MK「ううん。全然待ってないよ？予定の5分前だし」

『でも、マークくんだいたい10分前くらいからいつもいるから』

MK「それは早くAに会いたくて来てるだけだからㅎ」

『そうなんだ。ありがとねㅎ』

そこから当たり前みたいにマークくんに手を繋がれて

今から行くカフェの話をしたり

お互いの学校での話をしたりしてカフェに向かった

マークくんを見る人は沢山いるんだ

街を歩いてるとそれをすごく実感して

私なんかが隣を歩いて大丈夫なのかな？て思うんだよね

でも、そんな視線をまるで感じてないようにマークくんは行動するから

ほんと、私しか見えてないんじゃない？て感じる時が何回もある

まあ、そんな勘違いは程々にするべきだよね

私は、いつ用無しになってもおかしくないんだからさ

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