俺の方が愛してるよ (ページ20)

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表編14 ページ20

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リハビリを始めて3ヶ月

本領には届かないけど、走ってサッカーをできるまでには回復して

昨日の診察では病院の先生に、回復が早くて凄く驚かれていた

なので、最近ではマークくんは部活に復帰したので

前のように毎日のように会うってことはなくなって

週に2回か3回？に会う頻度が減った

RJ「最近マークさんの所行かないけど、なんかあったの？」

『え？あー、部活復帰したみたいだよ？だから忙しいのか、それか……』

RJ「うん。それか？」

『私に飽きたか、だね』

そう答えると、「それは無いだろ」て

すっごいつまんなそうな顔で見られた

え、そんなのわかんないじゃんね？

まあ、そろそろ時効なのかもね

マークくんの身体も元に戻りつつあるし

完璧に戻ったら、私も用無しかも

そんな風に、少しネガティブになってたら

無言でロンジュナに頭を撫でられた

ロンジュナ優しいね？心配してくれてんの？

『……ありがとう』

RJ「ううん。まあ、そんな考えすぎも良くないし」

『んー、そうだね。あ！てかロンジュナさ』

RJ「おう、急に元気だなㅎ」

『ふふ、ロンジュナラーメン食べに行こうよ！』

RJ「今から？」

『うん！私ずっと行きたかったラーメン屋さんがあって』

RJ「はぁ……。はいはい支度して」

『やった！ありがとうー』

そう言って、ロンジュナに腕を絡めれば

「だる、てか重っ、」て言われた

急に辛辣だね？そんな所も好きだよ

それでロンジュナとラーメンを食べに来て

美味しかったー、なんてルンルンで帰ってたら

少し先にマークくんとそのお友達たちを見つけた

あー、そういえば全員サッカー部なんだもんね

ミンジュさんとあと2人の女性はマネージャーだし

下校が被るのは当たり前か

それに後から気づいたロンジュナが

一瞬止まって「公園よろうぜ」て

わざと私がマークくんたちを見ないように道を変えてくれたんだけど

何故か後ろにも目があるみたいに、マークくんが一瞬振り返って

私とロンジュナを見つけてしまった

『え、』

RJ「え、普通この距離で、しかも後ろなのにいるってわかんのかよ」

『でも、目合ったよね？』

RJ「え、うん。普通に怖いんだけど」

そんなことを言ってたら

なぜかマークくんが近付いてきて

私とロンジュナは2人でものすごく困惑してた

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