俺の方が愛してるよ (ページ18)

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表編13 ページ18

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マークくんが退院して3週間経ち

リハビリの時とマークくんに呼び出された時は

マークくんに会いにいく日々を過ごしている

そして今日も「会いたい」てメッセージが来たので

マークくんの家に行けば

マークくんのお母さんが出迎えてくれた

それで階段を上がって、マークくんの部屋に入れば

勉強机に向かっているマークくんが目に入った

MK「あ、おかえり」

『ただいま？』

MK「もうこの家に住んでるようなもんでしょ？ㅎ」

『そうなのかな？ㅎ』

MK「だって、ほとんど毎日来てくれるじゃん？まあ呼んでるの俺だけど」

病院生活の時と変わったことは

マークくんの家だから、時間が自由になったことかな

面会時間を過ぎてもお話してられるし

もう何回かお泊まりもしてるし

一般的な恋人っぽいことをしてる気がする

MK「あ、ねぇ」

『ん？』

MK「今日告白されたんでしょ？」

『え、うん。なんで知ってるの？』

MK「ロンジュンくんが教えてくれた」

『あー、ロンジュナ……』

MK「やっぱりモテるじゃん」

『いや、今回はたまたまっていうか』

MK「たまたまねー？」

そう言って、課題をしながら拗ね出したから

後ろから抱きついて「ごめんね」て言ったら

「……あと5分それね」てこの体勢でいることを命令された

まあ、私はマークくんに寄りかかって抱きついてるだけだから

なんにも疲れないし楽なんだけど

普通にマークくんが課題やりにくそう

『課題しにくくない？』

MK「平気。……疲れた？」

『いや。私は全然大丈夫』

MK「ならそのままでいて」

『はーい』

それで抱きつきながらマークくんの課題を見てたら

マークくんが教科書のページをめくると

「教えてくれてありがとう。ミンジュ」て書かれた小さな紙が挟まってて

それを無言でゴミ箱に捨てるからちょっとびっくりした

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