表編11 ページ16
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『え、すご、え、5歩、5歩いった！』
MK「そんな、まだ5歩じゃんㅎ」
『5歩でもすごいよ！さすがマークくん』
MK「ふっ、ありがとう」
マークくんのリハビリを近くで見ながら
40分くらい過ごした後
マークくんの車椅子を押して病室の前まで来たら
ミンジュさんたちの声が聞こえた
MJ「マークとあの子一緒にいるのかな」
「まあ、そうだと思うけど」
MJ「はぁ……。あの子にいっつも邪魔される」
「ね？マークもミンジュを選ばないなんてどうかしてるんだよ」
「だよね？ミンジュの方がマークに釣り合うのにね」
あー、また言われてるんだなって
そんな風に思っていたら
マークくんに腕を掴まれて、近くに来るように言われたから
言われた通りにしゃがんで目線を合わせると
両頬に手を添えられて、そのままチュってキスされた
『え、』
MK「あんなの気にしなくていいからね」
『え？あ、うん』
MK「ほんとに大丈夫？もう1回キスしとく？」
『え、いや！それは、んっ、』
MK「ふふ、ごめんね？もうしちゃった」
『もう、マークくん。ここ廊下……ㅎ』
MK「病室だったらいいんだ？ㅎ」
『ちがっ、そうじゃなくてㅎ』
そんなやり取りをして、マークくんが慰めてくれたから
堂々と病室の中に入ると
ミンジュさんには「やっぱり一緒かよ」て顔をされた
MK「あれ？ジョンウは？」
「あいつまた売店行ってるよ？」
MK「ずっと食ってじゃんㅎ」
MJ「マークも沢山食べなよ？ㅎ」
MK「もう充分食べてんだけどなㅎ」
そんな話でマークくんが場を和ませてくれたから
あまり居心地の悪さは感じなかった
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2024年2月29日 1時
