普通じゃない ページ6
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四限終わり、もうお昼かって思いながら机にうなだれていたら
肩を優しく叩かれたので起き上がった
『お、ジェノヤ』
JN「行こう」
『うん、ちょっと待ってね』
JN「うん」
そう言って机の横で立って私の支度が終わるのを待つジェノは
本当に忠実な犬みたいに見えてくる
『あ、ジェミナ、食べて寝るならちゃんとロンジュナに起こしてもらいなよ？』
JM「うん、わかった」
そう一声掛けてからジェノと教室を出ると
廊下に人が多いからか、ぶつからないように腰を引き寄せて歩いてくれた
『今日髪の毛褒められた？』
JN「うん」
『よかったね』
JN「まあ、うん」
『よくなかったの？』
JN「わかってるくせに」
『ふふ、ジェノは私たち3人に褒められればそれでいいんだもんね？』
JN「うん。だから他の人に言われても別に嬉しくない」
『でもありがとうはちゃんと言ったんでしょ？』
JN「そりゃ、うん」
『じゃあ偉いねー』
JN「偉い？」
『うん。偉い』
そう言って、歩きながら肩をポンポンって叩くと
心底嬉しそうな顔して笑ってるんだから、それが可愛くてこっちまで笑顔になるよね
食堂につくと2人がすぐに目に入ったからその席に進もうとしたら
ジェノに声をかけてくる女の子たちが数名いてそれは阻止されてしまった
女� 嶌Ｆ�は何食べるの？」
JN「まだ決めてないよ」
女�◆嶌Ｆ�のオススメオムライスだって！それにしたら？」
JN「考えてみるね」
そう必要最低限の受け答えをすると
私の腕を掴んでその集団から抜けてソミとドンヒョガが待つ席にやっとたどりつくことができた
HC「ご苦労さーん」
SM「ジェノヤ、顔、顔ㅎ」
JN「あ、やばい？」
SM「まあかっこいいからいっか？ㅎよく頑張ったね〜」
HC「ははっ、完全に犬化してる、可愛いなㅎ」
そんなやり取りを見ながら、やっぱり3人を見てるのが落ち着くなって思った
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2023年12月13日 23時
