・（JN）（END） ページ43
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JN said
SM「ねえ、大学生になったら4人で暮らそうよ！」
HC「おお、いいなそれ」
SM「でしょ？だからAにも言って4人で計画しよ！」
授業の休み時間に、ソミがそんな話をし始めて
ドンヒョガも賛成らしいし、なんなら俺もそれには賛成なんだけど
「Aには黙ってた方がいいよ」
SM「なんで？」
「Aの母さんたちに許可もらって、それで引越す当日に言おう。事前に言うとAが余計なこと考えるかもしれない」
HC「あー、あいつ賢いから油断できねぇーもんな」
「うん。Aは俺ら3人とは考え方も少し違うこと忘れちゃダメだよ」
SM「じゃあ、叔母さんに許可もらって内密にしよう」
HC「うん。俺連絡するわ」
そんな話をしたのが合格発表の次の日くらいで、そこから順調に準備が進んでいって
卒業式の次の日に、考える暇を与えないようにAを急かして引越しを強要して
無事にAを繋ぎ止めることに成功した
HC「そのうちさ、家出てくとか言わないよな」
「Aが？」
HC「うん」
「まあ、どうなるかわかんないよね。大学だと人が多すぎて遮断しきれなくなるし、余計な考えをAに教える人も出てくる可能性だってある」
HC「だよなー、ちゃんと見張らないと」
SM「なんかさ、Aはふといなくなっちゃうんじゃないかって、たまに怖くなる時ない？」
HC「ある。めっちゃある」
「俺もあるからわかるよ」
SM「だよね？私たちのことだけ見てくれたらいいのにな」
そんなソミの言葉に共感していると
お風呂から上がったAが「ん？みんな見てどうしたの」て不思議そうにしてた
こんなのバレたら困るし、Aのことを愛してるから手放したくないんだ
だから何でもないフリをして、気づかれないように
俺らはこれからもAを閉じ込めるんだ
「なんでもないよ」
『そう？』
「ソミヤ、次お風呂行ってきな」
SM「うん！お風呂入ってくる！」
『うん。行ってらっしゃい。あ、シャンプー誰セレクト？すっごいいい匂いした』
HC「それ俺。最近見つけたの」
『さすがドンヒョガ、見る目あるねㅎ』
HC「だろーㅎ」
END
︎ ︎ ︎ ︎
終わり
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2023年12月13日 23時
