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『わあ、ここ凄いね』
YY「あー、母さんがシャンデリア好きでさ」
『そうなんだ。なんか高級ホテルに来た気分ㅎ』
YY「なんだそれㅎ」
各部屋を回りながら案内してもらって、最後に「ここが俺の部屋ね」て言われて足を踏み入れると
確かにシンプルだけど何故かどこよりも広く寂しく感じた
『あのさ』
YY「ん？」
『気分悪くなったらごめんね？ここに1人で寂しくないの？』
YY「んー、どうだろう。ずっとここで過ごしてるからな」
『そっか。慣れちゃうもんだよね』
YY「Aは1人で寂しくないの？」
『私？私は幼馴染達がいつもいるから寂しくないよ？』
YY「そっか。なんか羨ましいかも」
そう、少し悲しそうな顔をして俯くヤンヤンの頭を衝動的に撫でると
「なんだよㅎ」て笑ってくれたから私も少し心が軽くなった
『ねぇ、お願いがあるんだけど』
YY「なに？」
『あの大きいベッドにダイブしていい？ㅎ』
YY「どうぞ？ㅎ」
『ほんと？ありがとう！こういうのやってみたかったんだよね〜』
ヤンヤンの部屋の大きなベッドにダイブすると
ベッドがふかふかで動きたくなくなってしまった
『やばいよこれは。動きなくない。最高すぎる』
YY「そんなに？ㅎ」
『うん。こんなふかふかならずっと寝てられるよー』
YY「あ、じゃあそこで映画でも見る？」
『え、テレビどこにあるの？』
YY「テレビっていうかスクリーン下りてくる」
そう言うと、ヤンヤンがリモコンで操作してスクリーンを下ろすと
ベッドに座って動画サイトをつけて「どれ見る？」なんて淡々と進めるからこの状況が凄すぎて圧巻されてしまった
『いやー、凄すぎて言葉が見つからん』
YY「わかったからㅎ 何見るの？」
『あ、そうだったね。あ！そのホラー見ようよ！』
YY「ホラー平気なんだね？」
『ううん。平気じゃないけど見るんだよ』
YY「なんで？ㅎ」
『なんか、こう、スリルを楽しむ的な？ㅎ』
YY「変わってるねほんとㅎ」
そう言いながらもそのホラー映画をつけてくれたので
2人でベッドボードに寄りかかりながら見始めた
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2023年12月13日 23時
