愛執と偏愛は隣り合わせ (ページ35)

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新しいお友達ページ35

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土曜日の夜、何となく外に出て近所をぶらぶらしてたら

公園にこの辺では見たことの無い顔の男の子が座ってた

『何してるの？』

？「え、あ、俺？」

『え、うん。君以外いないよ？』

？「いや、特になにも」

『高校生？』

？「うん。高校3年生」

『じゃあ一緒だ。私はA、君は？』

YY「俺はヤンヤン」

『ヤンヤンはどこの高校なの？』

YY「N高」

『じゃあお隣さんだ』

YY「じゃあ、AはS高か。頭良いんだねㅎ」

『いや、そんなことないからㅎ』

2人でブランコに座って結構な時間話したんだけど

ヤンヤンは可愛らしい男の子だっていうことがわかった

『え！じゃあロンジュナとお友達なんだ！』

YY「幼馴染？の方があってるかな？」

『へ〜。ロンジュナに幼馴染がいたの初知りなんだけどㅎ』

YY「ふふ、相変わらず学校でも毒舌なの？」

『もちろん。現役だよㅎ』

YY「現役って、やめろよㅋㅋㅋ」

そんな話をして仲良くなって、連絡先まで交換したんだけど

結局なんであの公園にいたのか聞くのを忘れちゃったよ

まあ、みんな色々あるよねって思うことにしたけど

次の日、前まで知り合いじゃなかったから絶対視界に入らなかったのに

今日は登校中にロンジュナと歩くヤンヤンを見つけて本当に幼馴染なんだなって思った

それで教室に入ってスマホを開くと、ヤンヤンからメッセージが入っていた

ヤンヤン昨日Aと友達になったってロンジュナに話したら、Aは良い奴だよって言ってたよㅎ

Aそうなの?嬉しい限りですㅎ
ヤンヤン昨日話してた幼馴染たちって、今日朝一緒に登校してた子達だよね
Aうん。そうだよ
ヤンヤン美男美女グループって感じした
A褒められてる?ありがとうㅎ

ヤンヤンも十分綺麗な顔してるけどね

そう思うけど、あんまり言わない方がいいか？

無闇に他の人を褒めるとソミたちが怒っちゃうからね

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