秘密共有 ページ33
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高校のコピー室で、ソミが欲しいって言ってたテストの単語表をコピーしてる最中
気になっていた大学の過去問を見ていたら
「その大学受けんの？」て突然話しかけられた
『ううん。てかいたの？』
JM「奥に居たけど」
『ほんと、ジェミナって静かだよね』
JM「1人でどうやって騒ぐんだよㅎ」
『確かにそうかもㅎ』
その大学の問題集を棚に戻してコピーしたものを手に取り
もう一度ジェミナに話しかける
『今見たこと忘れてね』
JM「さっき見てた大学？」
『うん。3人にバレたら私が困るもん。だから内緒にしてね』
JM「あいつらとそんなに話さないから心配すんな。でも、なんでバレたらだめなの？」
『この前同じ大学にしようって決めたばっかりだから』
JM「ふーん。ソミに学力合わせるんだな」
『いや？私とソミがヘチャナとジェノに合わせるの』
JM「てことは、S大？」
『うん。ジェミナもロンジュナもそうでしょ？』
JM「うん、そうだけど。S大ならAだって余裕じゃん」
『んー、正直に言えば勉強なんてそこそこで遊びたかったなーってことね』
そう言って、何となく笑って答えると
「あー、なるほどね」て納得してくれたみたい
『ソミが頑張るって言うから、余計そんなこと言えないでしょ』
JM「そうかもしれないけど。もしかしてさ、ほんとは大学行く気ないの？」
『私ね、専門学校が良かったんだ』
JM「美容師とか？」
『うん、そんな感じ。ネイリストかヘアメイクさんになりたかったんだけどね』
JM「それ、あいつらに言ったことあんの？」
『ないよ？ジェミナだから話してるの』
そう言うと、ちょっと困った顔をして「そう」て返された
『だからこれも言っちゃだめね？』
JM「俺に秘密共有すんの好きだね？ㅎ」
『ジェミナは話しやすいからさㅎ』
それで「じゃあね」てコピー室を出ようとしたら
「俺も戻る」てついてきたから
ジェミナたちのクラスにいるソミにプリントを渡して自分のクラスに戻った
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2023年12月13日 23時
