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『ねぇ、美味しくてありがたいんだけど何でいつも直接じゃないの？ㅎ』
JM「Aが来るの遅いから」
『それはごめんなんだけどさㅎ でもありがとう。これで私のお腹が満たされます』
JM「毒入ってるかもよ」
『え！いや、まさかジェミナが、え、まじ……？』
JM「なわけないでしょㅎ」
『ちょ、びっくりすんじゃーんㅎ』
JM「毎回リアクションありがとうㅎ」
『だってジェミナの顔がガチなんだもんㅎ』
クッキーっていうから女の子かと思うでしょ？
それが違うんです。男の子なんですよね
この子は写真部所属の同じクラスで隣の席のナ・ジェミンさん
お料理上手で静かだけど勉強も運動もできるハイスペックなイケメンです
JM「あの子の寝坊治んないの？」
『さあー？あのお嬢様は一生朝苦手だからねㅎ』
JM「Aも大変だね」
『ふふ、でも可愛いからさ』
JM「まあ、可愛いのは認めるけど」
こうやってあんまり素直な言い方はしないけど
案外ハッキリしてるタイプなんだとは思う
JM「それ……」
『ああ、いつものやつ』
JM「男？」
『男だけど流石に市販だからㅎ愛情はこもってません』
JM「俺のは愛情こもってんの？ㅎ」
『え、込めてくれてないわけ？ㅎ』
JM「さあ？どうだろうㅎ」
『やー、手作りな時点でこもってるでしょーよㅎ』
JM「まあ、そうかもね？ㅎ」
ほら、こうやって素直じゃないんだから
でもこのイケメンがお菓子作り得意とかギャップだよね
初めて貰った時びっくりしたもん
『あ、』
JM「なに」
『飲み物買ってくるわ』
JM「購買？一緒に行こうか？」
『あら、ついてきてくれるの？優しい〜ㅎ』
JM「まあ俺優しいからさ？ㅎ」
そんなジェミナを連れて購買に行くと
「あ！チソンア〜チョンロヤ〜！」て嬉しそうに後輩くんに声をかけに行っていた
その間に飲み物を買って、その戯れが終わるのを椅子に座って待っていると
CL「Aヌナ！」
『おお、朝から元気だね？』
CL「ジェミニヒョンあげる！」
『ああ、どうもㅎ』
JS「Aヌナもヒョンのこと要らなさそうだよ？ㅎ」
JM「や〜、チソンアㅎ」
そして、私の元へ帰ってきたジェミナと一緒に教室に戻った
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2023年12月13日 23時
