愛執と偏愛は隣り合わせ (ページ26)

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・（JM）ページ26

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JM said

教室で、お昼を食べ終わってロンジュナと話してたら

Aたち4人が教室に入ってきて自分の席に戻らずに

キム・ジュンヒョンの席に行った

関わりあったけ？そんなことを思いながらロンジュナと目線で会話してたら

ドンヒョガがそいつの机に手をつくと、俺に牽制してきた時と比べ物にならないほど殺気立った声を発したから

教室にいる全員の動きが止まった

HC「なあ、お前なんで俺につめられてんのかわかるよな？」

JH(ジュンヒョン)「……なんのこと？」

HC「そう？シラ切るんだ。じゃあ公開処刑だね」

そう言ってため息をつくと、机を思いっきり殴ってそいつをビビらせて次の言葉を発した

HC「Aの物盗んで楽しい？」

JH「っ、………」

HC「ジャージにリップ、あと何盗んだか言ってみな？ん？」

JH「ごっ、ごめんなさいっ……」

HC「なにー？聞こえねぇーんだけど！？」

JH「ごっ、ご、ごめんなさい！！」

HC「俺じゃなくてAに謝れよ。この変態野郎が」

JH「ごめんなさい！！」

俺らまで怒られてる気分になったけど

クラス中からAに哀れみの目が向けられていて

その視線すら可哀想だと思いながらその光景を見てたら

『他には、何か取ったり捨てたりした？』

JH「……手帳に入ってた、写真を取りました」

『何の写真？』

JH「4人で写ってるっ、海の写真です」

SM「水着の写真取ったの！？気持ち悪いんだけど」

ソミの反応が正解なんだろう

クラスの女子も同じような気持ち悪いって顔してるし

でも、Aは違ったらしい

『返して、その写真』

JH「いっ、家にあるので、放課後取りに行きます」

『写真ちゃんと綺麗なまま？』

JH「っ、それは、すみません……」

誰もが想像できてしまっただろう

その写真を何に使ってしまったのかと

おかげでAと仲良い俺まで胸糞悪いわ

『その写真、すごく大事なものなの。よりよってなんでその写真なの？他にもあったじゃん……』

JH「ごめんなさいっ……」

盗まれて何に使われたかよりも、Aにとっては大事な4人の写真を盗まれたことに腹が立ってるらしい

まあ、大事なものが取られたら誰だって腹立つよな

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