愛執と偏愛は隣り合わせ (ページ23)

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今日の学年集会はみんなで映画を見るらしい

真っ暗になるし、今暖房も効いてきたから寝る人続出だろうな

そんなことを思いながら足を崩して映画を見ていたら

B組の斜め前に座っていた男女がひざ掛けの下で手を繋いでいるのが見えて

よくこの西部劇の映画で手を繋ぐ雰囲気出せるなって思いながらまた映画に視線を戻した

しばらく無言で見ていると、左肩をポンポンと叩かれて振り向くと、頬に指がささった

『え、なにㅎ』

RJ「暇すぎて」

『え、なにそれ可愛いねㅎ』

RJ「バカにしてんだろㅎ」

『してないしてない。可愛いじゃーんㅎ』

RJ「はぁ……。やんなきゃ良かったわㅎ」

それで前に並んでいるジェミナの肩を

私とロンジュナで両方同時に叩いて、どっちに向くかなって遊んでたんだけど

JM「え、なに」

『どっちに向くかなってㅎ』

JM「暇なの？ㅎ」

RJ「めっちゃ暇ㅎ」

JM「映画見なよㅎ」

なんだかんだジェミナはダル絡みされても嬉しそうだから

ロンジュナも心置きなく絡んでるって感じがして面白い

そんな遊びをしてたら後ろに気配を感じて振り向くと

「一緒にトイレ行こう」てソミに誘われたのでそのままついて行くことにした

『トイレ行かないの？』

SM「暇だからトイレって理由で連れてきただけㅎ」

『ああ、そういうことねㅎ』

それでトイレの鏡で色んな写真を撮って満足すると

ソミが私の頬にキスをしてきた

『ふふ、どうしたの？』

SM「今2人だけだよ？」

『じゃあ、もっとする？』

SM「うん、する」

ソミとキスする時は大体私がリードするから

ソミの後頭部に手を添えて支えながらキスをする

だんだん慣れてきた頃にもう少しだけ深くすれば

私の背中をぎゅってしてくるから可愛いんだよ

あ、あと私とソミがキスするから、もちろんドンヒョガとジェノだってするよ？

これを周りの人には言っても理解されないだろうから言わないけど

本当にお互いが好きだからこんなスキンシップを取っているんだよ

SM「んっ、A、時間」

『じゃあ、戻ろっか？』

SM「最後にハグだけする」

それでハグをしてお互いのクラスの列に戻ったけど

戻って来た時もまだ銃撃戦のシーンだった

この映画本当につまんないね

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