愛執と偏愛は隣り合わせ (ページ21)

今日:54 hit、昨日:204 hit、合計:86,835 hit

2人だけページ21

︎ ︎ ︎

RJ「みなさん、こんにちは。お昼の校内放送の時間です。今日の担当は2-A放送委員会です。よろしくお願いします」

『今日の食堂のオススメは"焼肉定食"だそうです。そして今週は"冬のリクエスト特集"です。早速1曲目に行ってみましょうか。1曲目は………』

今日は昼の放送当番が回ってきて

放送がある日だけは、みんなとは食べずに売店で買ったご飯を放送室でロンジュナと一緒に食べている

RJ「眠いの？」

『うーん、眠い。なんか今日眠いんだよね。雨だからかな』

RJ「あー、そういうのあるよな」

『うん。だからぼーっとしちゃう』

そんな話をしながらゆっくりご飯を食べて

曲が終わりそうになったら曲紹介だけして次の曲に変える

ほんとにそれの繰り返し

『やばい、ほんとに眠いかも』

RJ「だろうな？目が眠そう」

『はぁ……。だめだこれ絶対五限寝るよ』

RJ「今日の五、六限学年集会だけど」

『うわー、そうじゃん最悪。雨の多目的ホールってジメジメしてるから嫌い』

そう言って、机に腕と頭を乗せて脱力していると

ロンジュナに頭を撫でられた

『寝かす気なの？ㅎ』

RJ「寝んなよㅎ」

『言葉と手つきがあってませんけどㅎ』

RJ「んー、まあそうかもㅎ」

そんな矛盾してるロンジュナの手で眠りに落ちそうになった時

ドアがノックされてロンジュナが開けに行くと

ドンヒョガとジェノとソミと何故かジェミナが一緒にいた

RJ「どんな組み合わせ？」

JM「ここで一緒になっただけ」

RJ「ああ、なんだ」

SM「A、眠いの？」

『うん、眠い』

SM「やだ、目がとろんとしてる。可愛いㅎ」

HC「ほんとだㅎ」

そして目をつぶる中、また誰かに頭を撫でられたんだけど

長年一緒にいるからすぐにわかる

『ジェノだね』

JN「うん、よくわかったねㅎ」

『わかるよ。何年一緒だと思ってるんですかーㅎ』

JN「ふふ、そうだね」

そう言ったジェノの声を最後に、私はジェノの手によって眠りに落ちてしまったらしい

起こされた時には放送も全部終わってて、めっちゃロンジュナに謝ったんだから

︎ ︎