朝の恒例 ページ3
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電車に乗って駅から学校まで歩くと、通りすがる子に「おはよう」て声をかけられたりして
それに返すのが私の朝のルーティンっていうか、学校が近くなってきたなって感じがするんだけど
SM「ねぇ、A」
『ん？』
SM「あの子もお友達？」
『んー、まあそうかな？』
SM「そんなにお友達いる？私たちだけでいいじゃん」
HC「まあまあ、そう言うなって。Aの1番が俺らなら、友達くらいじゃ何の問題もないだろ」
SM「ドンヒョガにも言えるんだからねー？」
HC「わかってるよ〜。でも俺の1番はお前ら3人だもん。Aもそうだよな」
『うん。そうだよ』
SM「ならいいけどー」
4人だけの時ならなんの問題もないんだけど
こう、それ以外の人が関わってくると話は別で
ドンヒョガも言う時は言うけど、特に束縛気味なのはソミとジェノだと思う
2人も他の子と喋るけど私とドンヒョガほどでは無いから、余計に気に触るのかもね
正面玄関に入ると、私が2年A組で3人がC組だから
そこから別れて下駄箱に向かう
それで、ありがたいことによく下駄箱にお菓子とか手紙とかが入ってることが多くてさ
今日入ってたのはお菓子と手紙が一通かな
それをカバンに入れて自分の下駄箱を閉めると……
『なんで気配消すの？』
HC「なんとなく」
『あ、そうㅎ』
HC「今日なんかあった？」
『お菓子と手紙』
HC「俺は今日なかったー」
『なんか、すごい嬉しそう』
HC「え？だってよ……」
「ゴミが増えなくてすむじゃん」て
そう言ったドンヒョガは無表情で
この子も本当に私たち以外どうでもいいんだなって再確認した
SM「Aバイバイ〜」
『うん、バイバイ』
HC「なんかあったら呼んで」
『うん、ありがとう』
JN「バイバイ」
『バイバイ』
そう言ってA組の前でみんなを見送って自分の席につくと
机の上にクッキーが置いてあったから差出人を確認して1枚食べた
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2023年12月13日 23時
