・（JM） ページ40
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JM said
Aヌナと手を繋いで校舎内に入ると
ものすごくじろじろ見られるけど、まあ仕方ないだろう
日頃の俺の行いが影響してるんだろうし
『みんなすっごいジェミナのこと見るね』
「嫉妬しちゃう？」
『嫉妬しちゃう』
「ふふ、可愛い」
彼女になってからのAヌナは、お姉さんな部分はもちろんあるけど
こうやって素直に気持ちを言ってくれたり
恥ずかしがりながらも甘えてきたりするようになった
初めのうちは、そんなAヌナを見て
歴代の元彼たちに嫉妬して心の中で呪ってたけど
ちゃんと俺の事が好きなんだなって伝わるからあんまり元彼たちのことは気にしなくなった
『でも、』
「ん？」
『もし、ジェミナと歳が近くて同じ学校とかだったらさ』
「うん」
『私、その方が嫉妬すると思う』
「どうして？」
『だって、こうやってキラキラした目で女の子たちから見られてるジェミナをいつも見なきゃいけないんでしょ？そんなの私には耐えられないかも』
そう淡々と話すAヌナを見て
いつでもAヌナとの年の差を埋めたくて、早く大人になって近づきたかった俺とは視点が違ったから
そういう考えもあるのか、確かになって
俺もAヌナと学校が被ってたら、周りに牽制してもしたりなくて、嫉妬で狂ってたかもなって思った
『あ、ジェミナあれやりたい！』
「うん。いいよ」
『射的とかジェミナと高校の時お祭り行った以来だよㅎ』
「そうなの？俺もAヌナと射的したのが最後」
『じゃあ一緒だねㅎ』
そう言って、俺を見て笑うAヌナが可愛くて
あ、これ本当に学校被ってたらやばかったかもって
こんな顔他の男に見せてる所なんて目撃したら、耐えられないわって思った
HC「デートはどうだった？ㅎ」
「楽しかったよ、ありがとね」
HC「おー、良かったなㅎ」
RJ「お前めっちゃ噂になってたぞ？彼女連れてるってㅎ」
JN「俺ら、"ジェミンくんの彼女って大学生なの？"て何人にも聞かれたんだけどㅎ」
「そうなの？そんなのに興味持たなくたっていいのにね」
HC「いや、でもお前、Aさんといる時まじで愛おしそうに見てるから、あのジェミナが？てなるんだろㅎ」
んー、まあそりゃAヌナの事をものすごく愛してるから
表情が愛おしそうなのは仕方ないよね
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2023年10月15日 14時
