・（JM） ページ37
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HC「なんだあれ。ただの男の勘違いじゃん」
「だったみたいだね」
RJ「あの子ジェミナのこと好きだから別れたのに、好きな人の迷惑になることしちゃったって落ち込みそうㅎ」
JN「俺だったらもう一生近づけないねㅎ」
HC「お前イケメン過ぎて、この先逆恨みされんなよ？ㅎ」
「それはお前らにも言えるけど」
HC「え、俺ら褒められてるㅎ」
RJ「ありがたいですね〜ㅎ」
「何がだよㅎ」
今日の昼休みにそんなことがあって
それを帰ってからAヌナに話したんだけどね
『はい？ありえないんですけど。ジェミナのことなんだと思ってるわけ？』
「Aヌナが怒ってどうするのㅎ」
『だってムカつくもん。こんなにかっこよくて優しくて思いやりがあるジェミナにそんな言いがかりつけるなんて』
「ヘチャナたちには笑われたんだよ。"お前が寝たって？ウケるㅎAさん以外ありえないだろ"ってㅎ」
『そうだよ。ジェミナには私がいるもん』
多分、俺のために怒ってて感情が出続けちゃってるから
勢い余って「ジェミナには私がいるもん」て言っちゃったんだろうけど
「ふふ、うん。俺にはAヌナがいるもんね」
『あっ、私今変なこと言った……？』
「ううん〜。言ってないよㅎ」
『まって、思い出してみたら恥ずかしいこと言ってる』
「なんで？俺嬉しいのにㅎ」
『だから、その、うん』
「なーに？ㅎ」
Aヌナが何かを言ってくれそうだから
両手を繋いで顔を覗き込むと、目線が泳いだ
『その、』
「うん」
『私も、ジェミナのこと好き、だから。そうやって言われるのは腹立つし、悔しい』
「うん」
『ジェミナのこと何も知らないくせにって思っちゃう。だから、またそういうことがあった時は、俺には彼女がいるのでってちゃんと言ってね』
そう言われた瞬間、そういうことだよね？て嬉しくて
Aヌナを抱きしめてキスしたら「びっくりした」て耳を赤くしながら驚いていた
「じゃあ、今日が記念日ね？」
『うん。その、言った後で確認するのもあれなんだけど、ほんとに私でいいの？』
「当たり前じゃん。俺はAヌナじゃないとだめなの」
そう言って、またキスすれば
初めてAヌナが先に顔を傾けて角度を変えたから
なんだか主導権を握られてるみたいでゾクッとした
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2023年10月15日 14時
