小説家の恋愛事情 (ページ34)

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夕方、ジェミナたちが帰ってくると

3人を部屋に連れて行ったジェミナがリビングに戻ってきた

『私がケーキとか持ってくから部屋にいていいよ？』

JM「ううん。俺運ぶよ。4つも運んだら重いよ」

『えー、大丈夫なのにー』

JM「てかその前に」

『ん？』

何か用事があるのかな？て思ってたら

「ただいま」てキスをされて抱きしめられた

『おかえり、学校お疲れ様』

JM「んー、ありがとう。……どうしよう」

『ん？どうしたの』

JM「離れたくないんだけど」

『ちょっと、何言ってんのㅎお友達待たせちゃだめだよ』

JM「はーい。Aヌナとくっつくのは3人が帰ったらにするね」

そう言って、私から離れると「ケーキありがとね」て

ケーキと飲み物をトレーに乗せて部屋に戻って行った

ジェミナがお友達とお話している間、私は仕事をして原稿の打ち込みをしていたら

空のお皿を持ったジェミナがまたリビングに来た

『ジェミナ』

JM「ん？」

『夕飯みんな食べてく？一応用意はしてあるんだけど』

JM「聞いてくる。ちょっと待ってて」

そう言って、素早くリビングから出ていくと、数秒でまた戻ってきた

JM「食べるって」

『わかった。18:00過ぎになったら用意するね』

JM「ありがとう。俺も手伝うから」

『いつもありがとね』

JM「ううん。全然だよ」

そう言いながら、シンクでお皿を洗っているジェミナは

本当に思いやりに長けていて、できる男性だと思う

そして仕事が一段落したから

そろそろ準備しようかなってパソコンをスリープしようとしたら

そのタイミングでジェミナがリビングに来てくれた

『凄いジャストタイミングなんだけどㅎ』

JM「そうなの？ㅎ」

『うんㅎ今から夕飯作ろうと思ってたからさ』

JM「なら良かったㅎ」

そう言って、手を洗うジェミナは、もう部屋着に着替えたようで

制服じゃないと一気に大人っぽく見えるなって見てたら

JM「なーに？」

『あ、ごめんなんでもない』

JM「そんなに見つめられるとキスしたくなるんだけど？」

『ちょっ、それはっ……』

そう言って、今はお友達も来てるから避けようとしたのに

腰を引き寄せられて、その瞬間にチュってキスされたから

絶対顔が赤くなってたと思う

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