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『その好きは、えっと、どういう好きなの？』
JM「Aヌナと恋人になりたいっていう好きだよ」
『そっか、いつから、その、好きになってくれたの？』
JM「小学校の時。Aヌナが仲良くしてくれて遊んでくれて、それでどんどん好きになったんだ」
『そんな前から？そっか、ありがとう』
JM「Aヌナは、多分俺の事そうやって見たことないでしょ？」
『正直に言えば、そうだね』
JM「だから、これからは弟じゃなくて、男として見て欲しい」
そう言って、まだ私を抱きしめて離さないジェミナに心臓がバクバクして落ち着かない
『わかった』
JM「じゃあ口にキスするの解禁していい？」
『え、もう？』
JM「うん。俺沢山我慢したよ？だからお願い」
そう言うと、少し身体を離して私の顔を覗き込んでくる
でも、急にこう、迫られると恥ずかしくて目が合わせられないから目線を外していたら
JM「なんで目合わせてくれないの？」
『今は、まだ無理。急に言われると恥ずかしいじゃん……』
JM「ふふ、可愛い。ねぇ、お願い。こっち見て？」
『う、うん』
JM「キスしていい？頷いてくれるだけでいいよ？」
『……うん』
その質問に頑張って目を合わせて頷くと
直ぐに唇が重なって、鼻と鼻がくっついた
『ち、かくない？』
JM「いや？」
『嫌じゃないけど、これ、近すぎるよ……』
JM「だって離れたくないもん」
『私離れないよ？』
JM「嘘だね。俺が腕離したら絶対逃げるじゃん」
『なっ、だって恥ずかしいじゃん』
JM「それも可愛いけど離れちゃだめ」
そう言って、もう1回キスしてくるから
多分私の顔と耳は真っ赤だろう
『ギブ、ジェミナギブ』
JM「えー、これで？もっとえっちな漫画無表情で読んでるじゃん」
『そっ、それはネタ集めじゃん！勉強じゃん！』
JM「ふふ、そうだね？あー、可愛い」
そうやって、弟から男性へと私が見る目を変えた瞬間
本当に今まで隠してたんだなって目眩がするほど迫られて、心臓が止まりそうだった
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2023年10月15日 14時
