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あの後、質問コーナーに移って
小説を書くにあたって1番難しい点は？とか
自信作は？とか、そんな質問に受け答えしてたんだけど
男「彼氏はいますか？」
『彼氏はいませんㅎでも、大切にしたいなって人はいますよ』
この質問は薄々来るだろうなって思ってたし
ここ最近のジェミナを見てたらその気持ちがより強くなったのは事実だから
ジェミナを見ながら答えたんだけど、本人にはちゃんと伝わってるのかな？
そんな質問コーナーも終わって、最後に花束を渡されたんだけど
渡してくれたのがジェノくんだったから緊張せずにすんだ
『ジェノくんありがとう』
JN「いえ。ありがとうございました」
『全然！また遊びに来てね』
JN「是非ㅎ」
そんなやり取りを小声でしながら花束を受け取って
みんなに見送られながら体育館から退場した
ハジュンさんが帰りのタクシーの中で
「ジェミンくん選ぶのは想定外でしたㅎ」て言ってたけど
そりゃ匿名で選んでるから私だって驚いたよ
そしてジェミナが家に帰って来たので、いつものように「おかえり〜」て声をかけると
「ただいま」ていつもよりテンション低めで抱きついてきた
『どうした？』
JM「Aヌナに他人のふりされた」
『あぁ、いや、あれはさ？ジェミナを選抜するなんて思ってなくてㅎ』
JM「俺も選ばれるなんて思ってなかったよ」
『いや、でもめっちゃよかった。あの作文、さすがジェミナだね』
JM「作文は母さんに口うるさく言われてたからㅎ」
『ふふ、断トツだったよ』
JM「でもジェミンさんはやだ」
『ごめんねジェミナ』
JM「うん。あと、大切にしたい人ってさ」
『うん』
JM「俺の事見て言ってたよね？」
『うん』
JM「俺の事大切なの？」
『何を今更ㅎ当たり前でしょ？』
そう言って、笑いながら背中をポンポンってすると
嬉しそうに「ありがとう」て呟いて耳にキスをした
『ねぇ、最近のそれなに？ㅎ』
JM「いや？」
『嫌じゃないけど、なんで耳にキスするの？ㅎ』
JM「好きだから。口にしていいならそっちがいいけど」
『く、口！？てか、え、私の事好きなの？』
そう困惑して勢いに任せて聞いてみると
「うん。好き」てさっきよりも強めにギューってされた
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2023年10月15日 14時
