小説家の恋愛事情 (ページ3)

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その後ジェミナと一緒に食事会場へ行くと、哀れんだ目でジェミナを見てたから

何の話をしていたのか一瞬でわかってしまった

編集者「今、ジェミンくんの話をしてて」

『あぁ……』

編集者「親戚がいないので、施設になってしまうか、先生の財産は全てジェミンくんに当てられることになってるので、それで1人で生活してもらうかっていう話が出てるんですけど」

『あの、それって私が引き取るのはダメですか？』

編集者「A先生がいいのならもちろんです」

そう言われてジェミナを見ると

「え、？」て顔をしてた

『ジェミナ』

JM「うん、？」

『私の所に来るのは気が引けるかな？』

JM「Aヌナの所に行ってもいいの……？」

『もちろん』

JM「ほんとに？」

『うん、私と一緒に暮らそうよ』

そう言って笑って見せれば

「ありがとう……。Aヌナの所に行きたい」て

安心したような顔を見せてくれたから

私としても心配ごとが少し減ってよかった

それからは、明日のお葬式に向けての準備や伝達事項などを編集者の方とジェミナと私で一緒に聞いて

私の家からは遠かったから、ジェミナの家に泊まらせてもらうことにした

JM「Aヌナ」

『ん？』

JM「ありがとう」

『ううん、ジェミナは何にも心配しなくていいからね』

JM「……うん」

それで何かしら食べてもらわなきゃって、デリバリーを取ったんだけど

やっぱり全然食べてくれなかったから

こんなんじゃソヒョン先生に顔向けできないよ

『はい』

JM「自分で食べれるよ？」

『自分だと手が進まないでしょ？はい、あーん』

JM「……ん、」

『これから食べられない時は私が食べさせちゃうからね？』

JM「食べないとずっとこれ？」

『もちろん。私からのあーんが嫌ならちょっとでもいいから自分で食べることだねー』

そう言うと、何を思ったのか「じゃあ、それでいい」て

私から与えられるのを待つようになって

「あーん」て口元に持ってくとちゃんと食べてくれるから

食べてくれるなら良かったって、食べ終わるまでずっと私が食べさせた

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