小説家の恋愛事情 (ページ13)

今日:18 hit、昨日:105 hit、合計:70,038 hit

・ /（JM）ページ13

︎ ︎

今日はジェミナが友達を連れてくると言うので

直ぐにケーキを買いに行って

しゃしゃり出ないようにしないとって

我に返って少し自分を落ち着かせた

そして仕事の途中でジェミナたちが帰ってきて

3人の男の子が家に入ってきたんだけど

私を見るやいなや

「え、うそ…」とか言ってて何かと思ったら

JM「3人に初めて言ったから」

『あー、なるほど！えっとパク・Aです！小説家のお仕事をしてます』

RJ「え、あ、はい」

HC「……」

JM「緊張してるみたいㅎ」

『そうなの？私芸能人とかじゃないんだけどなㅎ』

HC「いや、芸能人じゃないですか…」

『そんな堅苦しくしないでね？みんなジェミナと仲良くしてくれてありがとう』

JN「いえ、こちらこそです」

『それにしても、みんな顔も良くて頭もいいなんてすごいね』

HC「あ、そうですかねㅎ」

『うん！私の時はこんなイケメンたちいなかったよ？』

RJ「Aさんも東高なんですか？」

『そうだよー』

初回はそんな話で場が流れて

3人の名前も後からしっかり聞いて覚えたし

リラックスしてきた辺りで

ジェミナにケーキを買ってあることを伝えて

私は邪魔しないように自分の仕事へ戻った

____________

JM said

RJ「お前さ」

「なに」

RJ「Aさんのこと好きなんだろ？」

「そうだけど」

RJ「だから俺らにAさんのこと詳しく話してくんなかったんだなー」

「それは多分、無意識に隠してた、かも？」

HC「しょーじき8個も上だときついぜ？俺らの歳じゃまだ子どもだから、相当ジェミナがアタックしなきゃだな」

「それは、そうかも」

HC「てかさ、いつから好きなの？」

「その前に、俺Aヌナのこと好きなんて言ったっけ？」

HC「言ってないけど」

「なんで知ってんの？」

JN「表情とか、声とか、行動とか諸々？」

「隠してるつもりなんだけど」

RJ「そりゃAさんにはわからないかもだけど、第三者の俺らから見たらすぐわかるよ。Aさんと話してる時は俺らの時より雰囲気が柔らかいし、表情も優しいし？あと、あれだよな。距離が近い」

「距離近いかな」

RJ「学校で女子にそんな近いの見たことないから、余計びっくりしたけど、好きな人にはああなんだな、お前」

自分から出ている行動や雰囲気を

他の人に教えられるとなんだか変な感じだ

︎ ︎