私の復讐の成功例 (ページ6)

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復讐1 ページ6

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MK「なあ」

『ん？』

MK「なんで昨日来なかったの？」

『あー、宿題終わんなくて』

MK「いつも俺ん家で宿題すんじゃん」

『だって１回家帰って来ちゃったら出る気なくなったんだもんー』

MK「それだけ？」

『うん』

MK「そう」

私の部屋に来たと思えば

来るなりそう問いただしてきて

昨日マクオッパの家に行かなかっただけでも

なんか心配されてるみたいで嬉しかった

いや、それに昨日は彼女いたじゃん

もしかして、私に彼女紹介する気だったの？

ありえないんだけど

私の気も知らないでよくもまあそんなことを

その話が終わると

マクオッパは私の隣に寝転んで

でっかいため息をついた

『どーしたの』

MK「いや、なんもない」

『…そう？ならいいけど』

私が興味を無くしたように

自分のスマホに視線を戻すと

「何見てんの？」て体をくっつけて覗いてきた

『カフェ！ここミサたちと行こうと思ってて』

MK「あいつらも行くの？」

『あいつら？あ、ヘチャナたちのこと？』

MK「そう」

『うん。みんなで行くよー』

MK「へー」

そう言って今度はマクオッパが興味をなくして

天井を見始めた

こうやって私と話せるもの今のうちだぞ？

こんな時間も徐々になくなっていくなんて

マクオッパは気づいてないだろうな

たくさん後悔してくれたらいいな

私は、マクオッパが私以外の誰かと幸せになるなんて

そんな綺麗事な幸せを願えるわけが無いので

せいぜい悩んで苦しむといいよ

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