私の復讐の成功例 (ページ24)

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『オッパってシスコンなの？』

MK「っ、そうじゃなくて」

『じゃあどうしたいの？さっきからだめって言ってばっかじゃん。私オッパの彼女じゃないから、そんな言われても、いいよわかったって言ってあげられないよ』

MK「…ごめん、わかってるけど、Aに彼氏ができるのは無理なんだって」

『だからその理由を教えてよ』

少し追い込みすぎたかな

でも、それくらいしないと

マクオッパは言ってくれなさそうだから

MK「その、好き、だから」

『あー、そうなんだ、ありがとう』

こんな返事が返ってくると思ってなかったでしょ

今のマクオッパは

「え、なにそれ」て表情してるもん

MK「ねぇ、A」

『ん？』

MK「やっぱり、俺の事恋愛対象として見た事ない？」

『ううん、見たことあるよ』

MK「っ、それはいつの話？」

『小学校から、今までずっとそうだったよ？』

MK「じゃあ、Aも俺の事好きだったってこと？」

『うん。でもさ、オッパは別の人が好きだったんでしょ？私、それがすごく嫌だった。だからオッパから離れたの』

そう答えると

マクオッパはなんとも言えない顔をしていた

MK「だから、俺の家来なくなったんだ」

『うん。まあ彼女といるの見たくなかったし』

MK「あのさ、まだ俺に気持ち残ってる？」

『ちょっとね』

ううん、物凄い残ってる

だってまだ大好きだもん

MK「でも、その、そいつにも気持ちがあるんでしょ」

『まあ、オッパとのこと知ってるし。余計心配してくれたからね』

MK「ねぇ、俺の事選んで」

『…私のこと欲しいの？』

MK「欲しいよ」

『そっか、ならもっと頑張んなきゃね。私がそっちに行かないように』

また意地悪言っちゃったかな

でも、オッパが私のことを好きなのは分かったし

これからもっと私を必要として

求めてくれれば最高の復讐でしょ

MK「わかった、Aが俺に戻ってきてくれるように努力するよ」

『ふっ、努力するんだ。頑張ってㅎ』

MK「笑うなよーㅎ真剣なのに…」

『ごめんごめんㅎ』

マクオッパが彼女と別れてから2週間

急展開で話が進んでるけど

私にとっては好都合なので

このままオッパが求め続けてくれればいいなって

そう思いながらカフェを後にした

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