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その日の夜
マクオッパが部屋にやってきた途端
「なんであれ着るの言わなかったの？」て
お説教が始まった
『だって聞かれてないもん』
MK「俺聞いたじゃん。何やるの？て」
『だから、ホストとキャバクラって答えた』
MK「その時にAが接客で出るなんて言ってないよな？」
『うん、言ってない。聞かれてないもん』
MK「ほんと、はぁ…。もう、俺がどれだけ…」
『なにー、てか今日サキさんと一緒じゃなかったの？』
MK「あ、あいつ？もう気にしなくていいから」
『なにそれ、また喧嘩したの？』
MK「いや、ただ別れただけ」
それを聞いて、え、はい？てなる
別れたの？なんで早く言わないのよ
マクオッパも人のこと言えないくらい
何にも教えてくれないじゃん
『あ、だから一緒じゃなかったんだ』
MK「そう、だからもう今まで通りでいいからね」
『えー、また知らない間に彼女できてたら困るからこれからも行かないようにするよ』
MK「は？彼女いたから来なかったんじゃないの？」
『うん、そうだけど』
MK「じゃあ来てもいいじゃん」
『んー、まあ気が向いたら？マクオッパの家に行かないのもう慣れちゃったし』
別れたから
じゃあマクオッパに気持ちを伝えようって
そうなるわけじゃなくて
もっと、もっと私を手放したくないって思ってほしいから
そんなすぐになんてこの生活を戻してあげないよ
私はオッパがいなくても生きてけるって
知って貰わなきゃ意味ないんだから
MK「なら俺が毎日Aの部屋来るからいい」
『サキさんと別れたから寂しいの？』
MK「いや、全く」
『ふーん、まあいいけど』
私が別に行ってるわけじゃないし
来てもらう分には向こうからだから
もっと必要としてくれないかなって
意地悪なことばかり考えてる
でも、私以外となんて付き合うから悪いんだよ
後悔してもらわなきゃ困るんだから
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2023年9月19日 23時
