私の復讐の成功例 (ページ19)

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文化祭当日

教室の色んな所に机とソファーが並べられて

なんか、雰囲気だけはあるなと思いながら

この1日を乗り切れるか考えるだけでため息が出る

開始時刻と同時に

ある程度認知されていたのか

一気にお客さんたちがやってきて

1番初めに課金して指名されたヘチャナが

HC「じゃ、お互い稼ごうぜ〜」

MS「当たり前よー」

て、本当に仕事に行くみたいにホールの方に出ていった

まあ、シフトは今日だけだし

明日は暇人だから今日さえ頑張ればなんとかなるか

入場料＋ワンドリンクで10分入れる仕組みなんだけど

指名しない場合は誰が着いても文句は言えない

いわばくじ引きみたいなものだ

でも、そこに700円課金すれば指名できることになってる

まあ、結構高いよ

顔だけで判断して金かけるって

しかも、高校の文化祭にだよ？

誰が払うの？て思ってたけど

案外みんな財布の紐が緩いみたい

女「Aちゃん！6番テーブルに指名入ったよ〜」

『あ、ほんと？行ってきますー』

女「行ってらっしゃい〜」

指名なんてしてくれる人いるんだなーって

そう思って6番テーブルに行ったら

マクオッパとジョンウオッパがいて

私教えた覚えないんだけどなって

そう思いながらソファーに座った

『来てくれたの？700円も払って？ㅎ』

MK「ねえ、それ短いよ」

『だって、こういう服だもん』

そう言うとマクオッパが着てたパーカーを脱いで

私の膝にかけてくれたんだけど

そんなに優しくしないで欲しい

サキさんにもこうなのかなって想像しちゃうから

『ありがとう』

MK「ううん」

JW「てか、セクシーだね〜ㅎ」

『ふふ、ありがとう。オッパたちは今日の午後だっけ？』

JW「そー。その前にAのドレス姿見に来た」

『そうなのねㅎ』

それでいつも話す感じで10分話し終わって

パーカーを返して、じゃあまたねーてしたら

「変な客来たら絶対我慢すんなよ？いいな？」て

マクオッパはそう言い残して帰って行った

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