私の復讐の成功例 (ページ17)

今日:32 hit、昨日:58 hit、合計:86,612 hit

文化祭ページ17

︎ ︎ ︎

マクオッパに彼女が出来て

オッパの部屋に行かなくなったし

オッパに必要以上に連絡しなくなったし

オッパに自分のことを話すことも少なくなったし

オッパとの距離感を取るようにもなった

そんな日々を過ごして

もうすぐ3ヶ月が経とうとしていた

『え、文化祭？』

ER「そう！何やりたいとかある？」

MS「私はホストやりたいわ。じゃんじゃん金稼ぎしたい」

ER「ミサはいつもイケメンで経済回す気しかないなㅎ」

MS「まあね〜ㅎで、Aは？」

『んー、特にやりたいこととかないかも。人混み苦手だから狭い部屋にいたいㅎ』

ER「えーい。そんなこと言っても私たちが連れ回すんだからね！？ㅎ」

『えー、私はいいよㅎ ヘチャナたちと行ってきなよ』

MS「え、もしかしてさ？マクさんと約束してたり…」

『彼女いるのにするわけないじゃんㅎ』

MS「そーだよね、うんㅎ」

『本当はさ、マクオッパに彼女がいなかったら一緒に回りたいなとか思ってたけど、まあ、無理だし』

ER「だから余計に狭い部屋にいたいとㅎ」

『そーいうことでーす』

それでなんで文化祭の話をしてたのかと言うと

今日の5限で文化祭のクラスの出し物決めがあるらしく

その話題になったんだけど

HC「ホストとキャバクラね〜。楽しみ！」

RJ「お前はチヤホヤされたいだけだろㅎ」

HC「当たり前だろー？ㅎ」

ER「まさか本当にホストとキャバクラになるとはㅎ」

MS「私の思いがみんなに届いたのよ〜ㅎ」

RJ「でも、Aこういうの嫌がりそうなのに。案外平気そうだね」

『え、だって別に私接客担当じゃないし』

MS「うん。残念だったね。Aは強制的に接客に入れられてるよ。ほら」

そう言われて黒板を見ると

「表接客」の欄に私の名前の磁石が貼られていて

一瞬フリーズした

『え！？なんでよ、私知らないよ？接客したいとか言ってないのに』

ER「まあ、Aのそのビジュアルで裏なのはありえないのよねㅎ」

HC「それはそう。諦めなㅎ」

『文化祭休もうかな』

RJ「やっぱり嫌なんだねㅎ」

『ドレスとか着たことないのに、もう、どうしよう…』

MS「大丈夫。写真撮影と当日は私に任せて？ドレスもAにちょーぜつ似合うの選ぶから！」

『それは、ありがとうㅎ』

︎ ︎ ︎