私の復讐の成功例 (ページ16)

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JW「あれ？Aじゃん」

『ジョンウオッパおはよ』

JW「おはよー、またおつかい？」

『そー』

JW「しょうがないから俺がお手伝いしてあげるよ」

『ふふ、いつもありがとね』

ジョンウオッパと購買で会って

また荷物持ちしてもらって

2階に差し掛かった所で

マクオッパに会った

MK「なんでジョンウと2人なの？」

JW「購買で会ったんだよね〜」

『うん』

MK「そう。じゃあ俺も着いてく」

『や、いいよ。ほら、教室にサキさんいるじゃん』

MK「それがなに」

そう答えたマクオッパは朝から機嫌が悪いみたい

そういう時こそ好きならサキさんといればいいのに

『喧嘩でもした？』

MK「まあそんなとこ」

『そう、早く仲直りしなよ。ジョンウオッパ行こう？』

JW「あ、うん」

MK「だから俺も行くって」

なんか意志が固いマクオッパはよく分からないが

ここまで言われればしょうがない

渋々着いてきてもらうことにして

教室の前まで送ってもらった

『お届け物でーす。あれ、今日こっち来るの早いね』

HC「あー、ジェミナが寝不足みたいでさ？寝かせてあげようと思って戻ってきたのよ」

『あ、そうなんだ』

え、じゃあさ

「寝てたわ」ていうメッセージ嘘だったのかな

私に罪悪感与えないようにしてくれてた？

それなら申し訳なさすぎる

だからそれを聞いてＣ組に入って

ジェミナの席に近づくと

隣のジェノが暇そうにしてたから

マクオッパとのこともあって

余計に謝らなきゃって気持ちが強くなった

JN「あれ、Aじゃん」

『うん、おはよ。ジェミナ今寝てる、よね？』

JN「周りうるさくてあんまり深くは寝れてなさそうだけどㅎ」

JM「…A？」

『うん、起こしてごめんね。すぐ終わるからちょっとだけ時間ちょうだい』

JM「うん？」

『今日の朝方、起きててくれたんでしょ？星見れた？私寝ちゃってほんとごめんね。それで寝不足なんでしょ？』

そう言うとジェミナは

うつ伏せのまま顔だけこちらに向けて

「星、見れなかった。起きてたけど途中で寝ちゃったの」

て、あのメッセージが半分本当なのが分かって

少しだけ安心した

だからジェミナに視線を合わせて

「ごめんね」て頭を撫でたら

「ううん、」て返ってきたので

私の罪悪感が少しだけ減った

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