私の復讐の成功例 (ページ15)

今日:17 hit、昨日:58 hit、合計:86,597 hit

・ページ15

︎ ︎

JM「今日の夜、流星群見れるんだよ」

『え、そうなの？初知りなんだけど』

JM「まあ、深夜だから寝てるかもだけど」

『あ、そうなの？何時くらい？』

JM「1:00から3:00の間に見れるってなってたよ」

『そうなんだ。起きてたら見るねㅎ』

JM「じゃあ起きてたら電話して？俺も見たいから」

『あ、じゃあエリに起こして貰いなよ！家隣じゃなかったっけ？』

JM「んー、エリはそういうの興味無いから」

『あ、そういえばそうだったㅎ じゃあ起きてたら電話するね！』

JM「うん、ありがとう」

そんな約束をして電話を切った

MK「星、見るの？」

『んー、眠くなかったら！』

MK「俺も、見ていい？」

『いいけど、起きてられるの？ㅎ』

MK「起きてられるしㅎ」

そう言ったマクオッパは1度家に帰り

日付を越して少し経ったくらいにまた私の部屋に来た

『お、起きてられたんだㅎ』

MK「眠いけどねㅎ」

『だよね、私も眠い。あ、あと30分か、ジェミナに電話しなきゃ』

そう言ってスマホを取ろうとしたら

その手をマクオッパに掴まれて

スマホをとる事ができなかった

『え、なに』

MK「電話、しなくていいじゃん」

『いや、約束したし。起きてたら電話してって』

MK「でも、Aが起きてるなんて電話しなきゃわかんないんだから、寝ちゃったって嘘ついてもバレないじゃん」

『なんで嘘つかなきゃなの』

MK「俺とだけ見てほしいから」

そう言うマクオッパは

なんか、真剣な顔をしてて

ほんと、ずるい人だよなって思う

だって、好きな人にそう言われたら

彼女がいても、これくらいならいいかなって

そう思って許しちゃうもん

『わかった、電話はするのやめるね』

MK「ありがとう」

それで2:30くらいから流れ星が見え始めて

私がはしゃいでたらマクオッパに笑われた

そのはしゃいだこともあってか

見た後直ぐに睡魔が来てベッドに入ったんだけど

朝起きたら隣にまだマクオッパがいたから

たぶん、この人も睡魔に負けたんだろうな

『マクオッパ、起きて』

MK「んー、おはよ」

『おはよ、家帰りな』

MK「うん、」

そう返事をして家に帰って行ったけど

「おはよ。俺寝てたわ」ていう

さっき来たジェミナのメッセージに

罪悪感しか生まれなかった

︎ ︎