・（HC） ページ27
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HC said
ドリムが始まる前、ほんとならAも待機場所にいるはずなんだけど見当たらなくて
無駄にキョロキョロしたり、Aのマネヒョンを見つけてその周辺を探したけどやっぱりいなかった
「なあ、今ここでAのこと探せる？」
JM「え？リアヌナ？………いなくない？」
JN「マネヒョンはいるけど」
「だよな？やっぱり居ないよな？」
RJ「探してるの？」
「うん。けど見当たらなくて」
JM「エスパ終わるまであと5分だよ」
「2分前には絶対戻るからマクヒョンに言っといて」
JM「わかった」
それで、Aのマネヒョンに急いで近寄って
「Aどこにいます？」て聞こうとしたけど案外すぐ見つかった
「A」
『あっ、ドンヒョク……』
「俺がもう出るから声かけなかったの？」
『うん』
階段の下の真っ暗な所で、しゃがみながら左腕を押さえるAを見て
ああ、やっぱりさっきも我慢してたのかなって
それに気づけなかったことを悔しく思った
「俺がいるから、怖くないよ」
『うん……。ありがとう』
「Aちゃん、ちょっと顔上げて？」
『ん？』
素直に顔を上げてくれたAちゃんに、怖くないよって意味を込めてキスすると
「もう……」て少し恥ずかしそうにするんだよ、可愛いよね
それと、左腕の傷にも優しくキスすると
「ふふ、ありがとう」て笑ってくれたから少し安心した
「ごめん！ギリ？」
MK「3分前」
「おー、間に合った」
JM「リアヌナいた？」
「うん。居た」
そんなギリギリに戻って、ドリムのステージを終えて続きでイリチルのステージを終えると
ステージに上がるリフトに既にAがスタンバイしてたから
さすがに声をかける時間がなかったけど
心の中では何もありませんようにって思いながら、スタッフさんからタオルを受け取った
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2024年1月12日 1時
