仲良くならなきゃね (ページ10)

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夏休みページ10

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部活の中体連が終わって

世代交代をしてから始まった夏休み

今回からは私たちの代になって

私とミンジュは部長をやりたくなくて

マリが快く引き受けてくれたのでマリが部長になって

私とのジャンケンで負けたミンジュが副部長になった

まあ、責任は負いたくないからさ

ただ普通の部員でいた方が楽だし

それで今日は夏休み中だけど部長・副部長会があって

その間だけ私が仕切ることになったけど

まあ、顧問居ないし、今日はコート1面使えるし

その間はサーブ練習でもしようか？てなってサーブ練習をしてたんだけど

MR「Aごめんまじごめんㅎ」

『え、なになにㅎ』

MJ「いやー、ヘチャナがお怒りなんだよㅎ」

『え、なんで？』

その会合から帰ってきて早々

なんかマリとミンジュに笑いながら謝られて何事かと思ってたら

後からヘチャナとジェノがバレー部のコートに入ってきて

何故か身の危険を感じたから

ボールを取りに行くふりをして反対のコートに行ったら

わざわざ後輩が私を呼びに来て

あの2人はうちの後輩を使ってまで私を呼び戻した

こわ、え、私まじで何したん……？

『なに？』

HC「なにじゃねーだろ。なんでAが部長じゃないわけ？」

『別にいいじゃん』

HC「俺、お前が部長だと思ったから部長になんの断らなかったのに」

『そんなのは知らないよ。私責任とか負いたくないし。ジェノも副部長推薦されたんだね』

JN「うん。俺もAが部長だと思ってたから別にいいかなって思ってたんだけど」

『あの、私部長になるとか一言も言ってないけど』

そう言ってコートを見ると

反対のコートに居たミンジュと目が合ったから

「ここに打って」てジェスチャーでサーブを打つようにお願いしたら

ニヤって笑って、ヘチャンとジェノに当たるくらいに

わざとアウトになるように強く打ってくれた

HC「うわっ！なに！」

JN「びっくりした〜」

『当たりたくなかったら戻んなね』

そう言ってミンジュの所に逃げたら

しぶしぶコートを出ていって、隣のバスケ部のコートに戻ったらしい

なんなんだあいつは、本当に自分勝手じゃないか？

てか、私が部長だろうがなかろうがヘチャンに関係なくない？

そんなことを思いながら

「変なやつだな」て思いを込めてサーブを打った

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