仲良くならなきゃね (ページ7)

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バスをおりて、今回泊まる施設の中に入って

大きな広間で入所式をして

各班、山の中でスタンプラリーをした

YR「きっつ、何この坂」

RJ「俺も無理、一旦止まっていい？」

HC「いいけど、もうちょい先行ったらベンチあるから、そこで止まった方が楽じゃね」

YR「登るか？でもそうだよね。そっちの方が登り終わった後だから楽だし……」

私は2人の後ろを歩いてるから

どんどん足のスピードが遅くなってるのは気づいてた

でも、ペース落とすと逆に疲れると思うから

とりあえずユリとロンジュナの手を片方ずつ握って

YR「え、A？」

RJ「え、なにっ、？」

そう困惑して「疲れた」ていう気持ちから

一瞬だけ意識を遠ざけた瞬間に

私が2人を引っ張って走り、坂を登りきった

HC「まじっ、急に走るじゃんㅋㅋ」

YR「あははっ！まじでA最高なんだけどㅋㅋ」

RJ「それな？あっという間に登りきったわㅋㅋ」

『走らせてごめんね。でもこの方が早く休めるから』

YR「ううん。2人分引き上げてくれてありがとうㅎ」

RJ「俺もありがとうㅎ」

これで2人は楽に休めるだろう

案の定直ぐにベンチに座って給水してたけど

スタンプラリーが終わった後は配られたお昼を食べて

何が楽しいのか分からない施設の人の自然について？の話を聞き

その後に夕飯作りが始まった

HC「じゃっ、Aが料理担当で、俺とロンジュナがご飯の確認と火の担当。で、ユリは応援係」

YR「え！応援係？私もなんかやるよ〜」

HC「や、お前は絶対Aの応援してろㅎ」

YR「わかったよㅎ」

夕飯の準備は、ユリが何も触らないように指示を出してくれて

傷つける言い方を一切しない所に感心した

そして黙々と4人分を作っていると

「ねぇ、Aついでにこれも切ってくんない？ㅎ」て

急に隣にジェノが現れた

『……できる人いないの？』

JN「うん。俺ら全滅で白米しか食べれる気がしないㅎ」

『白米も炊飯器じゃないから上手く炊けるかわかんないよㅎ』

JN「え、やだやだㅎ 後で俺の班来て？」

『わかった。はい、とりあえず全部切ったからこれ持ってきな』

JN「はやっ、さすがA。ありがとねㅎ」

そう言ってジェノは帰って行ったけど

私、タダ働きしただけじゃないか

あー、ジェノの班のお肉貰えばよかったな

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