・（END） ページ44
︎ ︎
お昼前に2個くらいアトラクションに乗って
お昼を挟んでまたアトラクションに乗って
冬のテーマパークを遊び尽くしてたら
「ここからは別々にしよー」て
ユリの提案で観覧車に乗ることになった
『うわ、綺麗だね』
HC「んね。めっちゃ綺麗」
『でもこんなに高いと若干怖いけど』
HC「怖い？こっちおいで」
そう、ドンヒョクに手を引かれ
ドンヒョクと同じ方向に座ると
私の腰を抱いて「これで怖くないよ」て
怖さを軽減させてくれた
『ありがとう』
HC「ううん。……ふふ、なんでそんな見てくんの？」
『ドンヒョクの顔見てれば怖くないから』
HC「なにそれ可愛い」
『んっ、あ、今日いっぱいちゅーするね？』
HC「Aが可愛いから」
『ふふ、ありがとう』
そう言って、私からキスすると
「んふ、可愛いね」て頭を撫でられた
HC「ねぇ、A」
『ん？』
HC「これからもさ」
『うん』
HC「俺と一緒にいてね」
『うん。一緒にいるよ』
そう答えると、ドンヒョクは私の肩に頭を乗せて
甘えるように横からギューって抱きついてきた
HC「よそ見しないでね」
『もちろん』
HC「あと、俺以外を選ばないでね」
『ドンヒョクもね』
HC「うん。約束しよ」
『そうしようか？』
中学の時の修学旅行でした約束のように
ドンヒョクに出された手に小指を絡めると
HC「破ったら閉じ込めてやる」
『ふふ、どこに閉じ込めるの？』
HC「俺の部屋」
『おー、それもいいかもね』
そんな軽い気持ちで答えたつもりだったんだけど
どうやら彼は本気のようで
HC「じゃあ今日からにする？」
『ふっ、現実的じゃないね？ㅎ』
HC「現実で可能ならとっくにやってるし」
『そうなの？そんなに私のこと好き？』
HC「うん。めっちゃ好き、てか愛してる」
わぁ、愛してるなんて初めて聞いたよ
なんか、心がポカポカするね
『私も愛してるよ』
HC「んふ、知ってる」
『これからもずっと、ドンヒョクだけだから心配しないで』
そう、頭を撫でながら伝えると
すぐに起き上がって苦しいくらいにキスされた
そうやって、たくさんの愛をくれる彼と
末永く幸せになるのは、案外近い未来かもしれないね
END
︎ ︎ ︎
終わり
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2024年3月13日 3時
