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まあ、Ｓ高の制服着てるから
ドンヒョクが顔見知りなのはわかるんだけど
ドンヒョクがこんな負のオーラ放ってるの久しぶりに見た
HC「お前さっきまで友達と遊んでなかった？」
女「うん。遊んでたけど、ヘチャンくんに関係ある？」
HC「いや？ないね」
え、そういう感じの子なの？
若干ジェノのタイプの変化に驚きなんだけど
『あー、えっと、……かえり、ますね』
女「え〜、ジェノが寂しがると思うよ？」
JN「お前余計なこと言うなよ」
女「だってほんとのことじゃん？」
えーっと、シンプルに仲悪い感じ？
それとも喧嘩するほど仲がいいっていう感じ？
わかんないけどなんでこの子喧嘩腰なんだろう
てか、ジェノが女の子に「お前」ていうの初めて聞いたわ
HC「ならジェノも連れてくよ」
女「え〜、ジェノくんは連れてかないでよー」
HC「ジェノいいの？ほんとに俺ら帰るけど」
JN「………外で待ってて」
HC「わかった」
この、ドンヒョクとジェノの空気感はなんだったんだ？
私には全然理解できなかったけど
とりあえずただならぬ雰囲気なのはわかった
で、私とドンヒョクは先にカフェを出て
ジェノたちの席が見える改札付近で待つことにした
『あの子と仲悪いの？』
HC「うん。俺は嫌い」
『はっきり言うね？ㅎ てか、ジェノも珍しい子とつるんでるんだね』
HC「一時的だろ。あれは絶対選択間違えてるから」
『そう？ジェノがあの子を好きならそっとしとけば？』
HC「まあ、そうしたいのは山々なんだけど」
『そうもいかないんだね』
HC「まあな」
でもさ、本人の意思なら外野が何言っても変わらないし
私は何も言わない方がいいと思うんだよね
そして出てきたジェノと一緒に帰ると
ドンヒョクとは途中でバイバイしたから
ジェノと2人になって、なんとなく気まずかった
『じゃあね、あ、じゃなくて、またね』
JN「なんで直したの？」
『ドンヒョクがじゃあねって言うといつも怒るからㅎ』
JN「そっかㅎ じゃあ、またね」
『うん。あ、ジェノ』
JN「ん？」
『冒険するのもいいけど、ちゃんとお家に帰るんだよ』
そう、回りくどい言い方をしたら
目を少し見開いて「ごめん、今だけ」て抱きしめられた
ジェノもなにか悩んでるんだよね
そう思って、何も言わないでおいた
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作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2024年3月13日 3時
