女子会（仮） ページ35
︎ ︎ ︎
今日は自分の部屋でゴロゴロしてたら
ママに「回覧板回してきてー」て言われたので
回覧板を持って家から出た
17:30くらいだったけどまだ明るくて
夏だな、なんて思いながら空を見てたら
カシャッて音がしたから振り向くと
そこにはジェノがいた
『まだ夕焼けは撮れないよー』
JN「そうみたいだね」
『夏期講習か。おつかれ〜』
JN「ありがとうㅎ」
それで隣の家に一緒に歩き出したのはいいけど
私が回覧板をポストに入れても帰る気配がないから
『ジェノヤ、家まで送ってってあげるよ』
JN「それ俺のセリフね？」
『あ、なら私は帰ろうか？ㅎ』
JN「家まで送ってくれるんでしょ？」
『はいはい。寂しいって言えばいいのにㅎ』
そう言って、ジェノの背中をポンポンってすると
「はぁ……ㅎ」てため息をつかれた
『え、それはもう夏期講習じゃなくて普通に授業進めてんじゃん』
JN「まあそうだね」
『さすがS高だね？私のとこは授業の復習みたいな感じだったし』
JN「そうなんだ」
『うん。てかジェノまた身長伸びた？』
JN「あー、2cmくらい」
『また大きくなってㅎ』
JN「え、なに。近所のおばさんなの？ㅎ」
『一応同じ歳なんですけどㅎ』
そんな話をしてたらジェノの家について
ジェノが中に入るのを見届けて帰ろうとしたら
秒でまた玄関の扉が開いた
『どうした？』
JN「今部屋にジェミナいるんだけど、上がる？」
『え、あー、2人の時間邪魔するのはちょっと……ㅎ』
JN「なにそれ、いいから上がんなよㅎ」
『わかったよㅎ』
そんな誘いに乗ってジェノの部屋に行くと
ベッドに横になってジェミナがスマホをいじってた
ここの家主ってジェノじゃなかったっけ……？
JM「ヘチャナに怒られない？大丈夫？」
『いや、知らないわかんない』
JN「でもあいつ今日バイトでしょ？」
JM「あー、そういえばそうだね？」
『てか2人ってどこでバイトしてんの？』
JN「俺は古本屋」
JM「俺はガソスタ」
『なんか、2人とも特殊だね？』
JM「Aはどこなの？」
『私コンビニなんだけどさー、』
とまあ、色んな話をだらだらしてたら
いつの間にか21:00過ぎになってて
3人で「女子会かよ」て爆笑したんだよ
︎ ︎
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 209人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：☆rrk☆
| 作成日時：2024年3月13日 3時
